2025年1月8日[カテゴリ:コラム, 医療・福祉, 防災対策]
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、特に後半、政治において目まぐるしい動きがあった一年でしたが、私の活動に対しましてご理解、ご協力をいただきました皆様に、この場を借りまして心から御礼申し上げます。
さて、昨年は、年末からインフルエンザが流行し、兵庫県でも警報レベルを超え、全国では過去10年で最多という発表がありました。
実際に、先月の下旬に、医療の現場の状況について関係者から年末年始に応急診療所がパンクするかもしれないとの情報をいただき、年末年始の応急診療所の体制を強化しておくべきと市の幹部に進言していたのですが、人手不足、特に看護師の方が確保できないそうで対応ができませんでした。
さらに、インフルエンザを発症した知人から年末の応急診療所の様子について情報をいただき、何度か様子を見に行きましたが、屋外に背もたれもない丸椅子が並べられていて、診察を待っている患者さんと思われる方が数人座っている姿を見て驚きました。
当然、屋内の待合室には多数の患者さんがおられました。
せめて、大流行が予想された時点で、冬休みの間だけでも、お隣の看護専門学校をお借りして体制を強化することはできなかったのか、今後、応急診療所の機能、環境について議論しなければならないと思っています。
そして、私自身も新年早々、インフルエンザを発症しました。
幸い、医療機関が開く時期でしたので応急診療所を利用することなく、スムーズに検査を受けることも薬をもらうこともできました。発熱はもちろんありますが、特に鼻づまりがひどくて、いつもと違う点としては、首を中心に上半身の関節に鈍痛があることだと思います。早く治して復帰したいと思います。
医療体制と言えば、今年は、いよいよ「2025年問題」と呼ばれる年を迎えることとなります。およそ5人に1人が後期高齢者となることにより、社会保障制度を中心に様々な課題が発生することが指摘されてきました。
これまで市議会でも、この問題に対応できる体制を構築するために、私は12年前からビジョンを私たち市民と共有して政策を進めるべきであることを提案(←クリックするとコラム「地域包括ケア体制の構築①」が開きます)してまいりました。
まだまだ課題は山積していますので、現場の方々との対話、市民との対話を重視して政策提言を重ね、課題を一つ一つ解消していけるよう努力してまいります。
また、今年で阪神淡路大震災の発災から30年が経過することになります。
すでに、地域での体験学習と訓練の行事のご案内をいただいています。
1月12日(日)に、大社公民館にて公民館推進員会講座として体験学習が行われます。この日は、朝から消防出初式が予定されていますので、間に合えば14時から始まる午後の部を見学したいと思っています。
1月13日(月)には、10時から高須西小学校にて防災訓練が予定されています。
そして、1月17日(金)は、震災記念碑公園(午前5時46分)と六湛寺公園(午前9時)で黙とうを献花とともに黙祷を捧げる式が行われる予定です。
昨年は、能登半島地震の発生とコロナ禍の終焉により、防災に対する意識が高まりつつあることを感じてきました。震災の教訓を風化させることなく、今年はなお一層、特に南海トラフ地震を想定した具体的な備えを確認し、訓練を通じてより多くの市民に啓発をする年にしなければならないと考えています。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
フェイスブックの投稿より
■1月5日投稿
新年あけましておめでとうございます。
元旦に、越木岩神社にお参りしました。
いよいよ40代最後の年となる今年は、北の磐座まですべてお参りした後に引いたおみくじは「大吉」でした。
感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。
また今年は、西宮市制施行100周年の節目の年になります。西宮市民が改めて自分の住んている街を好きになってくれるように、常任委員会では幾つか取組みを提案しています。
本年も宜しくお願いいたします。
■令和6年12月31日投稿
今年の消防団の年末警戒は30日で終了しました。
毎年、12月26日~31日の間行われてきましたが、期間が短縮されました。
私が消防団に入団したころは、19時~24時まで行っていましたが、数年前に19時~23時までに短縮されました。
広報活動が20時までしかできなくなった影響と思われます。
今年は、元旦に能登半島地震が発生し、8月には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されるなど、改めて地震に対する備えの意識が高まった一年となりました。
政治的には、私が所属する自民党の総裁が変わり、衆議院選挙では少数与党となってしまいました。
また、兵庫県政でも知事に対する不信任決議が全員一致で可決されたものの、斎藤知事が再選され、まだ混乱が続く様相を呈しています。
今年は紅葉の秋も一層短く、いろいろと時代の変化を感じる1年てした。
一方、スポーツ界では、オリンピックで日本人選手が海外開催での最多のメダルを獲得され、メジャーリーグでは、大谷選手が数々の記録を打ち出すなど明るい話題で一杯でした。
皆様には今年も大変お世話になり、私に取りましては、充実した一年となったと感じています。
心から感謝いたしております。
来年は、いよいよ2025年問題の始まりの年になります。
私たちの生活にさらに様々な変化があると思いますが、皆様にとって良い年となりますことをお祈りしまして、今年最後の投稿とします。
■令和6年12月30日(25時)投稿
【たばこ問題】
いよいよ年の瀬となりました。
今年も26日(木)に、安井地区防犯協議会の方々と、拍子木を打ち鳴らしながら火の用心を呼びかけて地区を回り、28日(土)には、防犯協会詰所を訪問して市政に関する課題等お話を伺いました。
来年の民生常任委員会での議論に活かしたいと思います。
さて、19日(木)に、今年最後の民生常任委員会が開催され、たばこ問題に係る取組みの強化について、市より報告がありました。
主な報告内容は、喫煙禁止区域を新たに阪急西宮北口駅とJR甲子園口駅周辺に設定して、受動喫煙の防止対策を強化したいということでした。
まだ決定したわけではありません。
受動喫煙の防止については、国が定める健康増進法や兵庫県の受動喫煙防止条例で規制が強化されました。そして、市はこれまで、「西宮市快適な市民生活の確保に関する条例」を定めて、たばこのポイ捨て禁止や、市内全域での歩きたばこ等を禁止し、マナーの啓発を進めてきました。
これらは、喫煙者の理解が欠かせない課題だと感じます。
特に、特定の駅周辺や場所に限定した取組みは、趣旨が伝わりにくいと思います。
ですので、喫煙禁止区域を増やすのであれば、喫煙者の視点に立って、自宅外で喫煙する場合はどのような場所で、どのようなことに配慮して喫煙をしたらいいのかを分かりやすく示す必要があると指摘しました。