5月15日(木)と16日(金)に、西宮市議会の第12回臨時会が開かれました。
西宮市議会では慣例により、議長をはじめとした議会内の役職や各常任委員会の担当は、1年ごとに交代することになっています。そのため、毎年5月に開催される臨時会では、議長や副議長、常任委員会の正副委員長などを決める役職選挙が行われます。今回で、私が経験する役職選挙は23回目となりました。
そして今回、初めて「総務常任委員会」の委員を担当することになりました。
初当選以来、本会議場では、総務常任委員会の所管である財政改革や市役所改革について、重点的に取り上げて議論してきました。これらは市政の根幹をなす重要テーマであり、市民の暮らしにも直結するものと考えています。しかし、実際に改革を実行するのは現場の各部署であり、課題も山積しています。
そうした現場に関する議論を、本会議での一般質問の限られた質問時間(←クリックするとこのことを掲載したコラムが開きます。)の中で取り上げるには、限界があります。
ですので、これまでは、市民の皆さんから寄せられた声を勘案して、自分なりの課題を設定し、その課題を所管する常任委員会を希望してきました。
これまで、「教育こども常任委員会」、「民生常任委員会」、「建設常任委員会」では、委員長も務めたほか、「健康福祉常任委員会」では委員として通算2年間活動し、健康福祉や市立中央病院を所管していた「厚生常任委員会」の時代には、委員長も務めました。
しかし今年度は、思うところがあり初めて総務常任委員会を志願しました。
西宮市議会の総務常任委員会は、「政策局、総務局、財務局、会計室、市議会、選挙管理委員会、監査委員、公平委員会、消防局、他の常任委員会の所管に属しない事項を担当する」と、西宮市議会のホームページには掲載されています。
政策局は、総合計画、広報、市民相談、財政構造改善、病院統合、駅前再開発、都市計画、交通など、市の将来像を描く政策を担っています。
総務局は、人事や職員の処遇、法制やデジタル化など市役所内部のことを担っているほか、なぜか、防災も担っています。
財務局は、財政、税務、公共資産の管理など、その名の通り市の財産に関する政策を担っています。
財政・防災・交通・職員の処遇・消防など、これまで本会議で問い続けてきたテーマに、委員会の場でしっかりと向き合っていきたいと思います。