補正予算に対する修正案(行政戦略事務経費)を提案ー6月議会(3)

2018年7月31日[カテゴリ:市役所改革

6月定例議会(7月9日閉会)では、
市から提案された補正予算に対して修正案を提出しました。

修正案を提案した理由は以下のとおりです。

===本会議場での発言概要===

ただいま上程されております議案第500号、
「平成30年度西宮市一般会計補正予算(第1号)」に対する修正案、
(政策に係る専門家からの助言・支援に要する経費に関する修正案)
につきまして、提出者を代表して説明申し上げます。

内容は、当該補正予算の原案に含まれます
「行政戦略事務経費の報償費・各種謝金」のうち、
政策推進全般に関する助言・支援として計上された
予算額270万円を削除するものであります。

提出者一同は、
市が外部より専門家を招聘して、
政策推進に関する助言や支援を求めることは、
時として有効であると認めておりますことは、
代表質問でも申し上げた通りであります。

しかし、このたび計上された事務経費につきましては、
(1)専門家の知見を得る対象とする課題、及び、求める成果、
(2)補正額の積算根拠、
(3)専門家の人選に関する基準など
不明確な点を多く残したままでの予算計上となっております。

中でも、専門家の人選につきましては、
石井市長ご自身の選挙マニフェストの作成に携わり、
貢献された会社の方を招聘することも、明確に否定されておりません。
このまま議会が補正予算を認めることは、
市長による特定の人物や企業に対する利益誘導をも認めることにもなりかねません。

よって、改めて、専門家を招聘する内容を精査し、
報償費を支出する内容、助言を求める目的、
そして、市が得られる価値などを明確にすべきと考え、
このたびの補正予算から削除するものであります。

===ここまでが、本会議場で述べた発言の概要です===

結果につきましては、
次のコラムに続きます。

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