2006年1月8日［カテゴリ：コラム］

これまで、予算要望の概要をＳＯＵＳＨＩＫＡＩ　ＰＲＥＳＳで掲載していましたが、今回は紙面の都合上掲載する機会がないかもしれません。 先日、必死でメンバーから寄せられた要望を取りまとめましたので、項目のみになりますが、この場で取り急ぎご報告します。 　 　財政難で、一部市民サービスも見直されている中、お金のかかることを要望するのは、恐縮します。しかし、財政難とは関係なく迫る課題を解決するのが議員と行政の役割です。限られた財源の中で、一定の役割を終えた市民サービスを、新たな市民サービスに切り替えていく必要性に迫られており、そのためには政策理念をもって、財政構造を改革していくことが重要です。そうした内容の提言がメインとなった要望になりました。 １．行政経営改革の速やかな実施 (ア)基本計画の実施年次の見直し (イ)庁内組織体制の抜本的見直し (ウ)人事のサーベイランス (エ)職員提案制度の活性化・有効活用 (オ)行政評価の全庁的実施 (カ)任期付任用制度の積極的活用 (キ)指定管理者制度の積極的活用 (ク)コンプライアンス経営への取り組み (ケ)補助金に関する制度の整備 (コ)入札制度改革 (サ)参画と協働のまちづくりの実効性の向上 ２．第3次行財政改善実施計画の確実な推進と更なる効果の上乗せ (ア)民間委託･民営化の推進

(イ)特殊勤務手当の削減 (ウ)ＰＦＩ事業の導入に関する調査費の計上 (エ)市政サービスのＩＴ化 (オ)性能発注制度の導入 (カ)広域行政の推進 (キ)行政広報のサーベイランス ３．安心・安全のまちづくりの推進 (ア)雨水流出抑制の事業の推進 (イ）市内河川のハザードマップの作成並びに啓発の強化 (ウ)自主防災組織の強化 (エ)アスベスト対策 (オ)ＩＴ技術を活用した小学生の登下校時の安全対策 (カ)西宮歯科総合福祉センター等の充実 (キ)24時間小児救急救命体制の整備 ４．「文教住宅都市・環境学習都市にしのみや」にふさわしいまちづくりの推進 (ア)ＪＲ夙川新駅周辺の適正な整備 (イ)西宮球場跡地開発への積極的な関与 (ウ)武庫川団地の駐車場を拡大するための計画変更 (エ)都市緑化の推進と癒し空間の創造 (オ)カラス対策の実施 (カ)環境学習都市宣言を有効なものとするための予算の充実 (キ)芝生グラウンドの整備 (ク)まちづくり協議会への支援 ５．南北格差の是正の推進 (ア)南北バス路線の新設 (イ)山口地区センターの建設の確実な事業化 ６．高齢者･障害者のノーマライゼーションの推進 (ア)ＪＲ甲子園口駅へのエレベーター早期設置 (イ)甲子園口5丁目ＪＲ下隧道の急傾斜解消 (ウ)歩道の傾斜解消の推進 (エ)障害者歯科診療事業と訪問歯科診療事業の充実 (オ)高齢者の運動施設等の利用の促進 (カ)公衆浴場の経営安定化と風呂なし住居に居住する老人への支援の充実 ７．商工政策の充実 (ア)商店街振興策の拡充 (イ)都市型観光スポットの整備 (ウ)市内企業・産業の育成 ８．「子育てするなら西宮」の推進：子育て支援と次世代を担う子どもたちの教育環境の向上 (ア)幼稚園の公私間格差の是正 (イ)学力向上と心の教育の充実 (ウ)学校評議員制度の改善と学校選択制の導入 (エ)校長の予算裁量権の拡大 (オ)少子化対策の推進 (カ)子育て支援における公平な受益者負担の実現と在宅保育支援の充実 ９．県所管事務に関する要望 (ア)複数志願制度の早急導入 (イ)南海･東南海大地震の同時発生に対する津波被害の対策 (ウ)夙川の流下能力の強化と山間部の流出抑制の実施 (エ)西宮浜浸水護岸の表面管理に関する権限と財源の移管 (オ)阪神競馬場開催日における県道中津浜線の渋滞解消 (カ)甲子園段上線の信号設置等の安全対策の実施 １０.各地域の課題・その他の課題 (ア)歩道の再整備 (イ)市道の安全対策 (ウ)地域独自の防犯の取組に対する支援 (エ)成人歯科保険事業の推進