本日、甲子園球場で行われていた第103回全国高等学校野球選手権大会が終わりました。
無観客で開催されたこと、
雨で7日間も日程が順延したこと、
準決勝の4チームを近畿勢が占めたこと、
兄弟校どうしの決勝戦となったこと、
日程の途中で第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会の決勝が甲子園球場で行われたこと、
など、初めてことが多かった大会でした。
しかし、高校生が頑張っている姿を見て、元気をもらえたことに変わりはありません。そして、球児のみならず、全国大会出場校のみならず、高校野球に携わる全ての子供たちにとってかけがえのない大会であろうかと思います。いろいろと批判はあったかもしれませんが、大会運営に関わった方々には敬意を表する次第です。
私は、この1ヶ月間、市政報告チラシ63号を配布しながら、これまで西宮市議会で議論してきたことに関係する場所を中心に現場を確認し、撮影した写真をインスタグラムとfacebookに投稿してきました。
そこで、西宮浜総合公園の整備の進捗について、このコラムにも掲載しておきたいと思います。
子供の健全育成に寄与する環境づくりと、自然環境の保全の観点から、平成22年12月議会の一般質問(←クリックするとコラム「御前浜周辺のまちづくり」が開きます。)で議論して以来、動向を注目していました。それから10年以上が経過してかなり形ができてきました。
御前浜公園には、毎日除草や掃除してくれている方々が数十年前からずっといらっしゃいます。その甲斐もあって、平成26年には御前浜公園が文化庁の「名勝地」に選ばれました。
自然を最大限残すこととなった御前浜公園の整備は終了し、現在は、西宮浜総合公園の整備が行われています。
今年度は自由広場が整備され、来年度の整備に向けてハーフの人工芝グラウンドの設計が行われる予定です。
跳ね橋を渡った先にある御前浜公園側の駐車場にはたくさんの車が止まっていたと思うのですが、まだ新しくて認知されていないせいかガラガラで驚きました。
公園管理室のほか、飲料の自動販売機やテーブルと椅子があり、休憩ができるようになっています。
勉強をしている子供もいました。室内は少し殺風景ですので、費用をかけずに、西宮浜の歴史が分かるような写真資料を掲示するなど工夫があってもいいと思います。
海沿いの公園ですので、絶対に子供からは目を離せません。
にぎわい創出ゾーンは今後、民間事業者の提案を募り、来年度以降に整備される施設が決定する予定です。
防犯灯が少なく、晩になると歩道が暗いというご意見を頂いていました。
多目的グラウンドに公園灯を設置して頂いたことで歩道も明るくなりました。
今後も、整備状況と利用状況について注目していきたいと思います。