2025年10月3日[カテゴリ:コラム]
10月2日(木)、西宮市議会第14回定例会が閉会しました。そして、この日をもって議員を辞職し、皆様から6期連続、22年と3か月余り委ねていただきました議席を返上いたしました。
その理由は一つ、来年3月29日に施行されることが決定された西宮市長選挙に向けて、退路を断ち、今後、政治活動に専念させていただくためです。
まずは、これまで、私が西宮市議会議員の事務所スタッフをしていた期間を含めまして、25年間もの長い間お世話になりました市民の皆様方、そして、22年と3か月、ともに市政の発展のため議場で議論させていただいた先輩、同僚議員の皆様方、そして、お世話になりました議会事務局をはじめとする西宮市役所職員の皆様方に、この場をお借りして、心から感謝と御礼を申し上げます。
思い返しますと
神戸大学を卒業し、23歳の時に西宮市議会の現場に携わることになりました。
そして、子供も授かりました。
そうした中で、これからも日本の素晴らしい伝統・文化を守り、子供たちに豊かな社会を継承できる政治をしなければならない。と、強く意識するようになりました。
地方分権が進められた中では、フィールドや影響力は小さくとも、「地方政治」も変わらなければ、それが叶わないのではないかと当時の市議会の現場を見て感じていました。
そして、多くの方からご期待いただき、27歳の時に西宮市議会議員に初当選しました。
ですので、私がこの時に掲げた「政治の活性化」と「負の遺産の清算」、この市政に対する「志」はゆるぎないものであり、常に忘れることなく全力で行動してまいりました。
具体的には、私の活動記であります「市政・市議会報告」を発行し、最新号が76号となり現在配布中です。
また、「市政報告会」も26回実施し、1回の市政報告会を4か所程度の会場に分けて開催したこともありますし、数々の茶話会や座談会、政策勉強会を通じてましても、市政報告をさせていただいてきました。
市政・市議会報告チラシをご覧いただいた方々からのご意見や、市政報告会等でいただくご意見によって、「市民との対話なくして真の政策なし」であることを痛感してまいりました。
その市民の皆様からのご意見、情報に基づいて、41回に及ぶ一般質問、3回の代表質問において市と議論し、市民の声を市政に反映してまいりました。
しかし、市の執行部との意見の相違、一部関係団体からの抵抗により反映されていないこともたくさん残されています。
これは、予算の編成権と執行権に大きくかかわる課題も多いと考えています。また、副議長、議長も経験し、議会の議決権の重たさも十分に経験してきました。これらの経験を活かして、市民の声を市政に反映していかなければならない、もっと住民のための政策を遂行しなければならないと考えるようになりました。
最後のダメ押しは、財政的に難しいとわかっていながら選挙で勝つために掲げたとしか思えない18歳までの医療費完全無償化の議案を通すため、財源の見通しを無理やり作り出して、強引に任期中に間に合わせるという「市長の暴走」ともいえる市政運営を止められなかったことでした。
このことについては、前回のコラム(←こちらをクリックするとコラム「18歳までの医療費完全無償化の条例改正案に反対した理由」が開きます。)に掲載しております。
ですのでまだ、その「志」を果たすための延長線上にあります。
今後は、政治活動に全力を注ぎ、来年3月の市長選挙、そして、その1年後の西宮市議会議員選挙において、有権者の皆様が西宮の実情を知った上で、西宮の未来を考え、選択する、そうして自分が住むまちの未来は自分たちで作る、そのための情報を提供し、さらに市民の皆様と対話を重ねることが、私の最後の「市政の活性化」に向けた6期目の活動であると位置付けました。
もちろん
このたびの辞職につきましては、大変悩みました。
まず第一に、2年半前に6期目の議席をいただいた有権者の皆様のこと、そして、所属する会派「啓誠会」の活動への影響、この後も議会スケジュールが決まっていたことを変更しなければならないなど議会の関係者の皆様方への影響、そして家族のこと…様々なことを考えました。
一方で、議員報酬や政務活動費を受け取りながら政治活動に傾注し、議員活動、政務調査活動をおざなりにすることは私にはできません。
例えば、9月議会では、8月29日(金)に開会し、9月に入り、8日(月)には一般質問をさせていただくために、市当局の方々と様々な調整が必要でした。
13日(水)には、議案第387号西宮市医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件に対して、会派を代表して反対討論をさせていただきました。
24日(水)~26日(金)には決算特別委員会総務分科会において決算を審査し、その際にも事前に質疑内容を通告し、正確な情報をもとに判断できるよう心掛けました。
11日(木)に開催された常任委員会も同様です。
全力で質疑をし、市当局に対して意見も申し上げました。
この点につきましては、長時間お付き合いいただいた委員の皆様方には、この場をお借りして感謝申し上げます。
そして、今回の一般質問では、最後になるだろうと思い、本会議場で、これまで支えてくださった方に対する感謝の意もお伝えさせていただきました。
この点は、議論と関係のない発言は極力控えるルールになっておりますので、控えめにはいたしましたが。
このように、議会活動に集中しておりました。
また、例えば、近々予定しておりました常任委員会視察で得た情報も、半年後には出馬した時点で失職することから市議会で活かすことは難しくなります。
そうした様々なことを検討し、考え抜いた末に下した決断です。
こうした私の思い、西宮のポテンシャルを引き出すための政策を実現するため、これからは、22年間の活動の集大成とし、まだまだ若輩ではありますが全力で行動してまいります。
特に、これまで、共に活動していただいた方々には力を貸していただければ幸いです。
引き続きのご注目を賜りますようお願い申し上げまして、報告とさせていただきます。






