目標
(平成18年~)
(道路、学校園、その他の公共施設などの安全性の確保を前提とした維持管理の効率化、長寿命化、更新にかかる費用負担の平準化)
これまで莫大な費用をかけて作り上げた道路・橋梁や学校幼稚園、市営住宅、保育所、公民館や市民館などの公共建築物を、今後も適正に維持し、必要に応じて改築していくためには、莫大な費用がかかって当然です。しかしながら、その必要財源などは全く計算されていません。また、今はほとんど行われていない「施設の寿命を延ばすための計画修繕」、「安全性の確保を前提とした補修の効率化」、「修繕や改築に要する費用負担の平準化」、「施設そのものの必要性や統合に関する議論」が重要になると考えています。そのためには、まず公共アセットマネジメント(資産の管理・運用)の手法を取り入れ、全体像を把握することが有効であると考えていますので、早期に実施されるよう取り組みます。
行動
●平成18年6月議会
市が保有する資産(学校や市営住宅をはじめとした公共施設、道路、公園など)を場当たり的に管理していることによる税金の無駄づかいと将来負担の激増が懸念されることを問題提起し、早急に現状を把握し、計画的に対応するよう求めました。
●平成20年12月議会一般質問において、生活道路までも含めた道路の維持補修財源の確保と計画的な舗装の補修について提言しました。
●平成21年6月議会での一般質問において、公共施設マネジメントについて具体的に提言しました。
●平成23年6月議会での一般質問において、公共アセットマネジメントについて取り上げ、市と議論しました。
●平成25年6月議会での一般質問において、「道路アセットマネジメント計画」の策定について取り上げ、市と議論しました。
結果・現状
平成21年度より、橋梁のアセットマネジメント、公共施設マネジメント体制の構築が始まりました。
また、平成23年度より、道路施設(舗装・交通安全施設)のアセットマネジメント、公園施設のアセットマネジメント体制の構築に向けて動き出すことが決定。
●平成23年8月:まずは、建築系公共施設の全体の状況を把握。
公共施設白書(概要版)
公共施設白書
●平成24年12月:公共施設マネジメントに関する方針完成
公共施設マネジメントのための基本的な方針
公共施設マネジメントのための基本的な方針(概要版)
●平成28年:西宮市営住宅整備・管理計画(平成28年に中間改訂)
西宮市営住宅整備管理計画
●平成28年9月
市営住宅等の耐震化と第2次西宮市営住宅建替計画等
●平成29年3月:市の資産全体に関するアセットマネジメント計画が完成!
公共施設等総合管理計画
公共施設等総合管理計画(概要版)
●平成30年3月:西宮市舗装修繕計画がようやく完成
西宮市舗装修繕計画
西宮市舗装修繕計画(概要版)
●平成30年4月現在の橋梁に関するアセットマネジメント
橋梁点検結果
2017橋梁長寿命化修繕計画