2006年7月5日[カテゴリ:コラム]
本日、6月13日から開会されていた平成18年6月議会が閉会しました。
行政から提案された議案や報告はすべて承認されました。
今回は、地方税制改訂の影響で、ほぼ自動的に決まる市税条例を改正する条例制定や専決処分など市民から提出される陳情・請願を除いて、特に突っ込んだ議論を要する案件はなく、承認しました。
その中で、6月30日に開かれた建設常任委員会(今年は私はこの委員会を担当することになりました)では、
都市計画における地区計画決定(鷲林寺南町地区と西宮北口南西部)の件や
市営住宅や家賃滞納対策の件などを詳細に審議しました。
また、市民から地区計画の手続きの不透明さに不満を持ち、
地区計画に反対する内容の陳情が出され、
その審議もあわせて行いました。
地区計画は、
地域の総意で都市計画法における用途地域の規制をさらに厳しくする内容のものが大半です。
土地の所有者にとっては、資産価値が減少する内容ともなるため、反対されることも多いです。
今後、
地域住民の何%以上の同意、土地所有者の何%以上の同意といった、
地域の総意という漠然としたルールを
明確化するよう行政に要望し、
今回の陳情は不採択としました。
議案等の詳細は、
西宮市議会ホームページhttp://www.nishi.or.jp/contents/00004881000201023.htmlをご覧ください。
また、
今議会での一般質問の結果・概要につきましては、
昨年の9月議会、
今年の3月議会の内容の概要も含めて
後日になりますが、項目ごとに掲載します。