政策・目標

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「ハード整備からソフトの充実の時代に入った」といわれて久しい反面、それ以降、ソフトという名を借りて、あらゆることを行政・税金に依存する風潮が広がっているように感じています。成熟社会に向かうなか、そうした風潮を放置していては、納税者の負担をさらに増やさない限り、財政がもたなくなることは明らかです。そして、先人たちが残してくれた、このすばらしいまちを次世代へ引き継いでいくためにも、「行政や議会の果たすべき役割」や「住民との協働の実効性」を追求しながら、改革を進めるべきと考えています。

4年前に掲げた目標に対して行動した結果、実現した施策、動き始めた政策が数多くあります。そして、これまでに皆さんから頂いたご意見により、増えた課題もあります。これまで重ねてきた「提言」を「実現」へ。常に市民からのニーズを汲み取りながら、重点的に取り組むべき政策目標を掲げ、実現に向けて「行動」したいと考えております。完全に達成するには時間がかかるものも含まれますが、豊かな社会を残すために、私たちの世代だからこそ今から地道に取り組む必要があると考えています。
すべてはこれからの西宮を創造するために。

平成23年4月

■ 子育て・教育環境の向上

~これからの日本を支える「人」を育成する・文教住宅都市を目指して~

マンションの増加等により子育て世代が急増し、保育所の待機児童や学校の教室不足等が深刻化しています。それら目先の問題の解消に取り組みながらも、学校や保育施設・家庭・地域が一丸となって、「子育てするなら西宮」の環境を創っていくことが重要であると考えています。就学前の幼児教育から義務教育・高校教育まで、これからの日本を支える「人」を育成する文教住宅都市を目指して、「健全に子が育つ」環境を創造する必要があると考えています。

  • 子どもの居場所・遊び場づくりと異世代・異年齢交流環境の創造
  • スポーツ推進政策の充実
  • 公立学校における基礎学力・体力向上のための取り組みを拡充
  • 幼児教育の充実/幼稚園・保育所における公私間格差の是正
  • 民間活用による公立幼稚園・保育所・学校の効率的な維持管理・再整備による施設の安全性・快適性の向上
  • 登下校時の子どもの防犯・安全対策の充実

■ 成熟社会における安心・安全なまちづくり

~高齢化・人口減少社会・成熟社会に対応できる政策への転換を目指して~

高齢化が進み、人口減少社会を迎え、成熟社会へと向かう昨今、これまでの高度経済成長を前提とした様々な政策・制度を見直し、再構築していく必要があります。「現場主義・行動する政治」を心がけながら、目先の課題の解決だけにとらわれず、持続可能で安心して暮らせる安全なまちの実現に向けて政策の発想の転換を提言する必要があると考えています。

  • 介護予防・在宅医療環境の充実
  • 地域包括ケア体制の早期実現による安心して暮らせる支えあいのまちづくりの実現
  • 市の医療政策の確立/西宮市立中央病院の抜本的改革の推進
  • 歩行者の安全確保・自転車交通政策・公共交通機関の利便性の向上など総合的かつ計画的な交通政策の推進による住みよい住宅都市の実現
  • 道路・橋梁・上下水道のアセットマネジメント体制の構築による安全なまち実現
  • 身近な生活での危機管理対策及び雨水流出抑制や下水道の合流改善の推進

■ 財政改革・市役所改革

~持続可能なサービスの提供と次世代へ「ツケ」を残さない市政を目指して~

「場当たり的に目先の対応に終始する行政運営、事業のやりっ放し、政策・ビジョンなき事業の推進」が目立ちます。これらの「お役所仕事」自体が「負の遺産」であり、これまでにも多くの財政的なツケを残してきました。そしてあとになって、そのツケを払わされるのはいつの時代も私たち市民です。徹底してお役所仕事を改善し、持続的な財政の健全化を促す必要があると考えています。

  • 公共施設マネジメントの推進/財源が裏付けされた施設再整備計画の策定による箱モノ行政の適正化
  • 民間活用による一層の内部経費の抑制と市役所サービスの質の向上
  • 入札制度改革と委託契約に関する積極的な情報公開による公正かつ効率的な税金の運用
  • 既存の市内企業の育成及び産業流出抑制対策による雇用と税財源の確保

■ 議会改革

~市民のために、成熟社会を迎える未来のために、機能する議会を目指して~

議員定数の削減は実現したものの、まだまだ多すぎます。引き続き、定数削減に向けて行動します。そして、住民参加が進むなか、議会は行政のチェック機能だけでは存在意義が薄れつつあります。議会が住民から吸い上げた声を実現するために、市長・行政に頼り切るのではなく、議会が率先して行政依存から脱却し、条例提案と議員間の議論によって「政策実現ができる議会」でなければ、議会・議員の存在意義はないと考えています。

  • 議員定数のさらなる削減
  • 政策的議員提案条例の立案・制定による住民福祉・住環境の向上
  • 議会の活動及び経費の透明性の向上