【進行中】生活空間におけるバリアフリー化の推進

目標

(平成15年4月~) 
子どもや高齢者、車いすやベビーカーの利用者など、いわゆる交通弱者が日常使う生活道路において、歩道がそもそも設置されていなかったり、されていても段差や傾斜がきつくて利用しにくくなっていて、危険にさらされている箇所が多数あります。そのため、駅や公共施設だけではなく、そうした生活道路において、歩道のフラット化や無電柱化を進めることにより、歩道の確保、段差解消、傾斜緩和を行い、歩行空間を確保するなどして身近な生活空間でのバリアフリー化を実現していくことを目標に掲げています。

行動

 平成15年6月議会において、歩道の段差解消、浪打ち・傾斜の解消、無電中化によるバリアフリー化の推進について初めての一般質問で取り上げました。
 また具体的に、平成21年より、通学路指定されている安井小学校前の一方通行生活道路の、狭くて使いにくくなっている歩道の改良、歩行者空間の確保についても取り組む。
 平成20年12月議会の一般質問において、年次的・計画的な歩行者の安全対策の実施について提言。

結果・現状

 国が法整備を行ったこともあり、駅やその周辺、公共施設のバリアフリー化は計画的に進められることになりました。
 しかし、無電柱化は国道や県道では取り入れられているものの、一部地域を除いて市道に関しては進んでいません。歩道のフラット化に関しては、当選直後の平成15年6月議会における一般質問で取り上げ、一機に進めることは財政的に不可能ではあるものの、道路改修や補修が行われる際に、特に交差点部分の段差解消や傾斜の緩和に取り組んでもらえることになり、この3年間で約300箇所が改良されました。
 しかしながら、まだまだ交通弱者だけではなく歩行者が危険にさらされている生活道路が多数存在しています。財源的な問題もありますが、引き続き具体的箇所について取り上げ、解消に向けて取り組みたいと考えています。
 年次的に交差点部分の段差解消が進められる一方で、自動車交通量の多い主要な道路から、歩道の浪打ち解消にも着手される。(平成23年3月現在)