2005年4月29日[カテゴリ:コラム]
25日(月)の朝、7:00~8:30までJR西ノ宮駅で朝の蒼志会報を配り、
市役所の控室にて蒼志会の会議を行ったのち、事務所にて打合せを行っている最中に、
妻から携帯電話にメールが入りました。
「生きてる?」。なぜこのようなメールが送られてきたのか理解できませんでした。
そして、そのメールの理由を尋ねると「JRに車が突っ込み電車が脱線した模様」というメールが返ってきました。
その瞬間は、あれほどの事故とは想像もしておらずに、
打合せを進め、昼過ぎに控室に戻ってから情報が入り始め、事故の重大さを次第に知ることができました。
最新報道では、106名が亡くなられ、461名の方が負傷され、戦後4番目の惨事との事です。
ご遺族の方の心中を思うとおかけする言葉は浮かびませんが、
この場をお借りして心からご冥福をお祈り申しあげますとともに、
負傷された方々にはお見舞い申し上げます。
事故原因はまだ明らかになっていません。
車が突っ込んだのではなく、当初JR西日本が発表した置き石が原因でもなく、
運転ミスによる可能性が現段階では濃厚のようです。
これまで、何か外的な原因(置き石や車の踏切内への進入等)がない限りは事故は起こらない、
「電車は安全かつ時間が正確」と思っていた私にとって衝撃的な事故です。
おそらく、そう感じている方は多いのではないでしょうか。
電車は、普段の生活で欠かすことのできない公共交通機関です。
実際に被害にあわれ負傷された方々はもちろん、
実際に事故を目撃された方は、しばらくは恐怖感が消えず電車が利用できない状況になることも考えられます。
西宮市の保健所内に「こころのケア相談」窓口が設置されたとの報告がありました。
事故翌日から5月2日(月)まで9:00~17:30(お問い合わせ:0798-26-3160)毎日開設しています。
この相談だけで解決できるとは思えませんが、行政が現段階でできる最大限の行動であると思います。
被害者の方々の一刻も早いご快復をお祈り申し上げます。