2005年5月25日[カテゴリ:コラム]
時間が経過するのは早いもので、5月ももう終わろうとしているのに、
今月初の日記の掲載になりました。
どうしても、日記の掲載が思うとおりにできておらず、恥ずかしく思っております。
ご報告や私の考えをもっと頻繁に、よりリアルタイムに掲載しようとサイトを設置しているにもかかわらず、
途中まで書いては次の用事が入り、 そのままになってしまうといったパターンが続いていました。
こうしているとたまる一方ですので、
本日の活動のご報告と近況の報告を簡単ですが掲載します。
5月28日で、JR列車事故からはや1ヶ月が経過しました。
9時18分、西宮市役所控室において、全庁に流されたアナウンスのもと黙祷を行いました。
その後、電話連絡やアポイント取りを済ませ、「越水町に建設が予定されているマンションについて聞いて欲しいことがある」と市民の方から連絡が入り、
その日のうちにアポイントを入れ、 あらかじめ担当者から状況を聴取し勉強します。
そして、11時から西宮市食肉センターにおいて行われた「畜魂祭」という、
食肉センターで解体される牛や豚などの慰霊祭に参加しました。
日頃は意識せずに食している牛肉や豚肉ですが、この日ばかりは、色々と感じるところがあります。
その西宮市食肉センターは、民営化の問題が浮上しています。
6月議会での一般質問の準備のため、 財政について昼から2時間あまり調査を行い、
15時すぎからマンションについての事情を電話を頂いた方から伺いました。
陳情といえば、「自分のことをどうこうして欲しい」という特にマンションの問題であれば、
「自分の家の近くに高いものを立てないようにして欲しい」といった内容が多いものです。
今回もそうした趣旨の話もありましたが、少し違いました。
マンションの問題は、近隣住民の気持ちは分かります。
しかし、マンションを建てる側にもやはり権利があります。
明らかに危険なものについては、建設する側の譲歩が必要だとは思いますが、
高さの問題等は、定めたルールに従って手続きを進めざるを得ません。
「そこを何とか」という気持ちで、市民の皆さんは議員を頼りにされるのでしょうが、
どうしようもない壁があります。
今日の訴えは、建築行政において考え直さないといけないことが多数含まれていたように思います。
「西宮市としてのまちづくりの具体的なビジョンが不足している」ということもありますが、
「住民が望んでいる(土地の持ち主も含めて)ことと現状の都市計画がかけ離れている」ことや
「市役所と住民との距離があきすぎている」ことが問題であると感じました。
2年間建設常任委員会に所属させて頂いたこともあり、
前々から機会があるごとにそうしたことを訴えてもきましたが、
「市役所が進めようとしている協働と参画のまちづくりがまだまだ絵空事である」ことの根本ともいえるお話でした。
今回頂いた貴重なご意見についても、私なりに咀嚼して形にし、 議会で取り組みたいと思います。
その後、電話連絡や明日の段取りを済ませるともう8時を回ってしまい、
事務所に帰って、発行が遅れている活動記の原稿の作成を少し進め、まだ途中だったのですが帰宅し、今に至っています。