政令指定都市が18市に

2009年4月15日[カテゴリ:その他政策

毎月3回
全国市議会議長会が発行している
「全国市議会旬報」という情報誌が届けられます。
大半は流し読みですが、
一応目を通しています。
その記事の中に、
「岡山市が政令指定都市へ」
という記事がありました。
平成21年4月5日現在
806市あり、
政令指定都市…18市
中核市…41市
特例市…40市
一般市…684市
特別区…23区
あるそうです。
この市の種類によって、
与えられる権限が変わってきます。
西宮市は、
昨年4月に、
一般市から中核市に移行し、
母子寡婦福祉資金の貸し付けに関する権限など、
多数の権限が、
県より移譲されました。
ちょっと前まで、
面積要件があり、
人口は30万人以上ということで、
余裕で超えていたのですが、
面積が約1.5㎢足りないと指摘されていて、
国に認められませんでした。
しかし、その面積要件が撤廃され、
中核市に認められたわけです。
行政にとっては、
中核市へ移行するということは、
これまでやったことのない事務が増えるわけですから、
一大事でした。
住民にとって、
何かメリットを感じることができたのでしょうか?
市に権限が移された許可などの
スピードが上がったはずなのですが、
あまり、その辺の意見・感想は聞こえてきません。
もともと、市役所など行ったこともない人が多いなか、
直接的なメリットを感じてもらう機会は少ないかもしれませんが、
市としては、経費を増やしてまで、
中核市になることを選んだわけですから、
これからも継続的にその与えられた権限を
市民に還元していく努力が求められます。
以上、
雑学程度の情報でした。

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