家庭教育支援と地域コミュニティ ー市議会報告第48号を掲載

2017年11月30日[カテゴリ:地域コミュニティ, 子育て・教育

遅くなりましたが、
今年の3月に発行しました
市政・市議会報告第48号をアップしました。
//masatake.jp/wp-content/uploads/no48.pdf

昨年12月に、
本会議で一般質問した内容を中心に掲載しています。
家庭教育支援に関する質問を行うにあたっては、
ご縁を頂いて現場を取材もさせていただきました。

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こども食堂の様子

昨年11月に、初めてこども食堂を見学させていただき、
主催者からノウハウや課題など実情を伺いました。
食事の前には、ボランティアの高校生や大学生とともに、
宿題など勉強をする時間も取っていました。

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第48回西宮市青少年健全育成のつどい
毎年秋に青少年愛護協議会の皆様の主催で、「青少年健全育成のつどい」が開催されています。
偶然にも、質問で取り上げる直前であった昨年は、
滋賀でこども食堂に携わっている方からの講演を聞くことができました。
なお、今年の大会では、式典で祝辞を述べました。

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こども食堂での食事
今年の2月に再度、
インターン生と共にこども食堂を視察させていただいた際にいただいたメニューです。
主催団体所属の栄養士さんがボランティアで栄養計算したメニューを
地域のボランティアの方が調理してくださっています。

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平成28年度全国家庭教育支援研究協議会(文部科学省主催)
今年の1月には、家庭教育支援の先進事例の研修に参加しました。
この会では、訪問型の家庭教育支援の取り組みのみならず、
子どもの育成と食や生活習慣の関連性についても情報収集できました。

また、
子どもの健全育成のためにも、
地域コミュニティ、地域の方々の力は不可欠の状況となっています。
市は、いろいろな行政課題の解消を図る際に、
地域にお願いするケースが増え、地域の負担もどんどん増えています。

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夏休み中に開催の放課後子ども教室
留守家庭児童育成センター(学童保育)が小学校3年生までだった時代に、
保護者から、育成センターでの4年生以上の受入れの要望を受けていました。
「せめて、夏休みなど長期休業中だけでも子供の居場所があれば安心できるのに。」との要望を受け、
地域の方々や大学生のご協力で、居場所づくりを7年前に実現していただきました。

一方で、
地域コミュニティの希薄化、担い手不足、財源不足など、
様々な要因により、地域活動の継続が難しくなっている地域もあります。
実際に、今年は毎年招待して頂いてきた自治会主催の夏祭りが開催されませんでした。

他市では、
地域コミュニティの活性化の推進を目的とした「条例」を制定する動きもあります。
地域コミュニティの原点と言っても過言ではない、
以下のような地域行事の継続支援のあり方を考える時代が来ています。

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夏祭り安井
写真は昨年のものですが、今年も開催されています。
近々予定されている学校の建替えに伴い、開催場所が心配されています。

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上ヶ原南サマーフェスティバル
写真は昨年のものですが、今年も開催されました。
来年の開催に向けた財源確保のため、
すでに会長は意欲を示されていました。

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