現況の報告(平成17年12月議会)

2005年12月16日[カテゴリ:コラム

今日は、簡単に、現状の報告をしたいと思います。
 
現在、12月議会が開会されています。12月議会の特徴は、決算の審議が行われることです。明日から平成16年度一般会計・特別会計決算(今頃?とお感じの方も多いかもしれませんが、今のところ物理的にこの時期しか無理のようです。)を審議するための特別委員会が始まります。明日と月曜と火曜の3日間の予定です。

私が所属する会派「蒼志会」は、「行動する政治」を標榜しています。「行動」にもいろいろあるとは思うのですが、私としては、「議会の現状を、議会が終わるたびに、市民の皆さんに対して行うこと」と、「議会で、私たちの主張を形にしていくために行動すること」を主に心がけています。

今議会では、「西宮学区の公立高等学校の入学試験において、総合選抜制度を改め、複数志願制度を早急に導入することを求める意見書(案)」を提出しました。これは、私の選挙のときに掲げた目標のひとつに「総合選抜制度の見直し」がありました。西宮学区には、全日制県立高校が6校、市立高校が2校あり、「選抜制度の決定権はどこにあるのだろうか?」「どうすれば、議論してもらえるのだろうか?」という基本的なところから研究を始めて、今年の夏から高校の選抜制度の研究を本格化させ、会派の中で意見書案の作成を担当させてもらえることになり、形にすることが出来ました。

この案が、市議会の意見として兵庫県教育委員会にあげられるかどうかは、21日に本会議で諮られます。

抵抗もあり、メールやFAXでの抗議も受けています。しかし、西宮の子どもたちのために、西宮で子育てを行う親として、研究と自分の信念に基づいて、採択されるよう努力したいと思います。
 
次に、今議会前に、議長に対して「議員定数削減検討委員会設置の申し入れ」書を提出しました。任期もあと1年半を切り、議員定数については、しっかりと議論をすべきです。私としては一人でも多く削減すべきであると考えています(理由は「目標」をご覧下さい)。こちらは、取り上げてもらえるかどうか全くわからない状況です。
 
また今議会では、私も強く主張してきた「行財政改善」の結果として、「第3次行財政改善実施計画」が策定されたわけですが、それを理由に「福祉の切捨て」が行われる議案が市長(行政)から提案され、「補助金の削減、廃止」も示されました。「政策・理念」のない施策は、必ず「総論賛成・各論反対」の議論を呼びます。これからも「財政改革」を主張してきた1人として、研究していきたいと思います。

まだまだ、書きたいことがあるのですが、明日も特別委員会が入っていますので、この辺で今回の報告は終えます。

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