市政・市議会報告第62号を掲載しました。

2021年7月1日[カテゴリ:コラム, 活動報告

 昨日、3月から配布してきました市政・市議会報告第62号をバックナンバー(チラシ)のページに掲載しました。

 まちの変化を見て回り、ときどき支援者や知人とお会いして話をさせてもらいながら、少しずつ配っています。

 まちの変化と言えば、「チラシお断り」という札が張られたポストが増えました。そうしたポストには投函しないように気を付けてはいるのですが、札を見落として間違えて投函してしまうことがあります。中には、わざわざお叱りのお電話を下さるくらい、熱心に拒否される方もいます。

 また、中なかには、住宅系のチラシを限定してお断りされている札も見かけます。その場合は投函させてもらうのですが、確かに住宅系のチラシはほぼ毎日入る時期がありますので、持ち家の方にとっては断りたくなる気持ちはわかります。新しく建ったマンションにすら入っていますので。

 この活動報告書の配布活動を続けてきたのは、選挙の時に約束し続けてきたからです。

 私が20代前半のころ、市会議員の事務所に勤務していた時代に、
「市会議員はたくさんいるみたいだけど、選挙の時しか見かけず、普段は何をしているのか分からん。」
「そんな市会議員、こんなにたくさん必要なのか。」
というご意見を頂いてきました。

 確かに、20年前には、その市会議員さんは日頃から市議会報告チラシを発行していたのですが、保守系の議員としては珍しく、普段から市政報告チラシを個人で発行して配布するという議員はあまり見かけませんでした。ですので、私は初めて市議選に挑戦した時から、誰にも邪魔されない約束として、「選挙の前だけ皆さんの前に現れるような政治家にはならない。日頃から市政の現状や議会での活動を報告する。」と約束しました。

 今では多くの議員が普段からチラシを配布するようになり、ほぼ当たり前の活動となりつつありますが、逆に「チラシお断り」の札が増えているのを感じると、少し複雑な気持ちになります。

 西宮市民の投票率は下がる一方ですが、議席を頂いている限りは、市政のことを知ってもらい、ご意見や情報を寄せて頂くというこの活動を粘り強く続けたいと考えています。

兵庫県知事選挙

 兵庫県知事選挙が始まりました。投票日は7月18日で、7月2日から期日前投票もできます。

 5期務められた井戸知事は引退され、20年ぶりに知事が交代することになります。そのような時に(そのような時だからかもしれませんが)、自民党の県議会議員の応援体制が分裂するという事態になっています。

 これまで20年以上にわたって地方分権を進めてきました。そして、地方の特性がはっきりし始めた時代にあって、社会環境が激変する中でその変化に対応するためには、地方政治も非常に重要になってきました。

 自民党は、日本維新の会さんと共に、43歳で元総務省職員のさいとう元彦さんを推薦しています。私は今回の選挙で判断して頂きたい点は、「時代の変化への対応」であると考えています。もう、首長選挙を政党で判断する時代も終わりつつあるのかもしれません。私はまず、地方議員として兵庫県知事選挙のことを西宮市民に知ってもらえるよう、しっかりと活動したいと考えています。

記事一覧