議会役職選挙

2009年6月20日[カテゴリ:議会改革

昨日、 議長と副議長の交代が、 本会議にて決定されました。
議長や副議長の任期は、法律上は4年間なのですが、
西宮市議会では、1年で辞職して交代することが慣例となっています。
この慣例も改革が必要であり、
議長はせめて2年くらいやってもらって、
全国市議会議長会など対外的な活動の強化も図っていくことも
議会改革特別委員会での議論の対象とりました。
が、今の議会の任期中には、実現は厳しいと思われます。

議長は、川畑議員(公明)→田中渡議員(グリーン)
副議長は、喜田議員(政新)→杉山議員(共産)という結果になりました。
毎年、役職選挙だけの日程を3日間も設けています。
一般質問の日程ですら3.5日しか設けず、
議案の審議を詳細に行う委員会の日程は2日しかありません。
議会内の役職の議論が、
市民生活に直接影響を及ぼすことは考えにくいわけで、
3日も日程を設けていること自体、
私は説明ができません。

6月3日の議会運営委員会において、
ちょうど、他の会派から2日間にする提案がありましたので、
大賛成していました。
しかし、日程の最終結論を出す12日の議会運営委員会において、
事務の手続きの時間も考慮して2日間への日程短縮を最後までしつこく主張しましたが、
多数決の結果、3日間のまま据え置きとし、「2日で終わらせる努力をしましょう」 という結論となりました。
ちょっと意味が違うのですが… と思いながらも、
議論を尽くした上での多数決の結果ですから仕方ありません。

例年は、3日間深夜まで協議調整に時間をかけていた議会の役職選挙が、
昨年は、調整を打ち切って選挙し、2日で終わりました。
今年は、選挙するまでもなく、他の希望者が辞退したことで副議長まであっさりと決まり、
他の役職の調整も、20時には完全に終了しました。
日程2日目となる月曜日の午前中に、本会議で議決されれば、1.5日で終了となる見込みです。

長年続いた「市議会の慣例」は、
時代に合わなくなったものから変わりつつあるのです。

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