閉会中の委員会開催

2013年4月18日[カテゴリ:議会改革

定例議会は先月25日に閉会しました。 近年の西宮市議会は、 議会改革を進めているのですが、 その一つの表れとして、 閉会中の委員会の開催回数が劇的に増えていることがあげられます。 今日は、 市民文教常任委員会と 病院問題特別委員会が ダブルヘッダーで開催されます。 先ほど、 市民文教常任委員会が終了しました。 案件が3つありまして、 1つ目は、旧船坂小学校裏山防災工事予算の 繰越の事案でした。 2つ目の案件は、 先般マスコミ報道のありました 某小学校の児童による総額35万円のやり取りがあった恐喝事案でした。 (市の説明によると、「恐喝」というより友達同士の遊びが エスカレートした結果生じた事案とのことです。)   この案件は、 すでに当人・保護者同士では解決しているとのことで、 当人同士の解決後に、誰かがマスコミに情報提供して、 周辺の関係者があおられたような格好になっている状態であると感じました。 お金の貴重さは 子どもの時にしっかりと教育する必要がありますが、 それは学校の役割というより、親の務めであります。 そして、 3つ目の案件は、 今年度の市民文教常任委員会の施策研究テーマである 「通学路の安全対策について」議員間の議論を行いました。 当サイトでも データをアップしようと思っているのですが、 通学路だけに絞って、 190か所の危険箇所と対策が市から示されています。 これまでおよそ1年近く、 議論や調査を進めてきましたが、 6月には委員会のメンバーが多少変わることが予想されることから、 それまでにこれまでの調査や議論の何らかの結論・成果が必要であるということで、 議員間で意見を交換しました。 あと2回でその結論を導き出す予定です。 この後、 病院問題特別委員会に臨みます。 こちらも シナリオがないので、 常にガチンコの議論の中で、 委員長としての采配が必要な場面もあり、 そのたびに、汗が出てきます。 そして、 発言の記録を取るのと采配のことを考えるのに必死で、 自分の意見や質問は、ほとんど発言をする余裕がありません。 まだ、 移転先の候補地が売ってもらえるかどうか不明な状況です。 そのようななか、 100億円近い投資をして移転・新築し、 年間約10億円の税金投入が許せるぐらいの “公立病院としての役割”を果たせる病院を作ることが本当に可能なのか、 議会としても近々見極めなければなりません。今日も頑張ります。

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