卒業式が挙行されました

2021年3月21日[カテゴリ:コラム

 一昨日の19日(金)に市立小学校の卒業式が挙行されました。
 
 昨年同様、感染拡大防止の対策として、来賓の出席はなし、在校生も代表委員のみ、保護者も生徒一人につき一人だけ体育館に入れるという措置が講じられました。しかし、体育館に入れない保護者は教室で中継映像を見ることができるという対応が取られたところが昨年とは異なります。
 息子が卒業生でしたので、来賓としてではなく保護者として参加させていただきました。今年度の最終学年はいろいろと制約があり、慌ただしい1年とはなりましたが、卒業式前日の晩、最後の最後まで卒業式を盛り上げるための準備にも取り組み、子供たちの様子は明るく、卒業式を楽しんでいた様子でした。
 
 毎朝、毎日、子供たちの安全の見守ってくださった地域の方々にその姿をお見せできなかったのは心残りではありますが、子供たちは前日にお礼を言えたそうです。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。

 そして、卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。

 また、甲子園球場では同じく一昨日から2年ぶりの選抜大会が始まりました。子供たちが懸命に頑張っている姿は、やはり私たちを元気づけてくれます。

令和3年度予算審査

 西宮市議会では、3月13日から5つの分科会に分かれて令和3年度の予算審査が行われており、先日16日(火)、17日(水)には予算特別委員会民生分科会が開かれ審査しました。今年度は、民生常任委員会の委員長を拝命していますので、私は分科会の仕切りを担当する主査を務めました。
 
 そして、まず初日に行われた環境局分の審査では、
 ①省エネモニター事業、②太陽光発電のパネルの廃棄と環境問題、③アスベスト対策、④公共施設LED化計画、⑤オアシスロード50周年、⑥客引き行為の取り締まり、⑦合葬式墓地の概要及び満池谷墓地の今後
 の7点について取り上げて質問しました。
 
 市民局分の審査では、協働の推進についての1点のみに絞り、特に市長が施政方針で連発しました「シチズンシップ」の醸成について、新年度にどのような取組みをする考えなのか質問しました。

 産業文化局分の審査については、
 ①フレンテ西宮の状況、②農業振興(西宮市植物生産研究センターとの連携)、③新年度の経済対策、④大学交流センターの役割、⑤阪神西宮駅に設置した観光案内所の検証
 の5点について取り上げて質問しました。

 確認した内容については、後日、順次掲載していきたいと思います。

新型コロナウイルス感染症

 次に、新型コロナウイルスの動向ですが、西宮市では、新規感染が確認された人数は1月下旬以降減少傾向が続き、3月1日から緊急事態宣言の対象地域から除外されたわけですが、その3月に入ってから再び上昇傾向に入り、今週3月14日(日)~20日(土)の1週間で43名(そのうち市外在住の方は2名)となり、1週前3月7日(日)の20名(全て市内在住者)と比較して倍増してしまいました。
 2月21日(日)~2月27日(土)25名からその後、16名まで減少したものの、その後20名、43名と再び増加傾向に転じています。飲食店の時短要請は1時間伸びたものの、時短は続いている中での増加傾向ですので、増加要因の分析が必要と思います。

 ワクチンについては、市の報告(3月10日現在)によると、市立中央病院が基本型接種施設に指定され、今月16日(火)から西宮市内の医療従事者への接種がようやく開始されたとのことです。
 対象者は、中央病院職員 474名、消防局職員 303名、保健所職員 135名となっており、市内医療機関従事者については、兵庫県が調整中とのことです。
 
 そして、高齢者の方々への接種については、先日のコラム(←クリックすると2月14日のコラムが開きます。)で掲載したスケジュールからよりも遅れています。

 国から示されたスケジュールでは、市民向けのワクチンが西宮市に到着するのは4月26日の週の予定だそうです。しかし、そのワクチンの量は1箱(495.5人分)とまだ非常に少ないため、まずは、高齢者施設の入所者と従事者から順次接種を始める予定でその順番を調整しているとのことです。
 また、接種後に経過観察する時間が必要となるため、医療機関だけでは1日に摂取できる人数には限りがあるそうです。西宮市だけで、65歳以上の方は市内に11万7000人いらっしゃいますので、全ての方が2回摂取するには相当の期間が必要になることは明白です。

 また、接種会場については、公共施設は確保できたと報告されていましたが、できるだけ近所の医療機関で接種して頂けるように、医療関係者への説明会を開催するなどして市より対応をお願いしているそうです。詳細が分かりましたら、このコラムでも掲載するように致します。
 
 そして、接種クーポン券を3月に発送する予定でしたが、こちらもワクチンの到着スケジュールが遅れているため、当面発送を見送るという連絡がありました。
 
 ワクチンコールセンター(電話番号0570-097-724)は予定通り開設されましたが、紙ベースでのワクチンの副反応、安全性に関する情報提供を急ぐとともに、ワクチンの有効性についても、どの程度の期間有効なのか、ワクチンを接種した人は行動制限は必要なくなるのか、そして、接種後の行動で気を付けておかなければならないことなど、今のうちに、市は国から情報を収集し分かりやすくまとめて市民に対して提供できないものか、確認していきたいと思います。

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