第49回衆議院議員総選挙

2021年10月28日[カテゴリ:コラム, 選挙

 第49回衆議院議員総選挙も終盤戦に入りました。
 今回の選挙は、自民党と公明党の連立政権が、これまでの政権運営の評価と野党との比較によって、引き続き国のかじ取りを委ねてもらえるのかどうかが問われています。
 
 新型コロナウイルスの影響で、多くの国民が、政治が自分の生活に大きく影響を及ぼすことを実感し、政治を委ねる政党や候補者を選挙でしっかりと選ばなければならないと気が付いた方が多いのではないかと思っています。この経験をしても投票率が大きく上がらないようでは、いよいよ危機的な状況だと言っても過言ではないと思います。

 今回の選挙では、まずは、新型コロナウイルス感染症に対する対応、特に医療政策や経済対策の是非が問われることと思います。
 この1年半、政権は多くの批判を受けましたし、コロナ前までの外見上平和な生活から一転したわけですから、それだけでも自民党は不満を抱かれても仕方のないことだと感じています。

 私は、これまでの与党が反省するべき点は、防災の観点から、感染症に対する備えが不十分であったという点であると思っています。
 この点は、自民党は公約に掲げていますが、今回の新型コロナウイルス感染症に限らず、新たな感染症のことを想定して、しかもさらに最悪の状況も想定して備えを進めなければなりません。そして、今回の対応を責任を持って担い、決断の連続を経験をした自民党と公明党は、一過性の課題とすることなく、現実的で、持続可能で、実効性のある備えを進めなければならないと考えています。

 次に、これが大切だと思っていますが、政治が私たちの生活に影響を及ぼすのは感染症対応だけではなく、国民の生活の全てが政治によって左右されるということも考えて判断して頂きたいということです。
 12年前、決められない政治が続いて日本が停滞しました。9年前に自公政権が復活して以来、経済対策と外交を重点的に進めてきた印象が強いですが、今後はさらに多くの国民が生活が豊かになったと感じられるよう多数の公約が掲げられていますので、今後も期待したいと思います。
 
 自民党は「経済対策により分厚い中間層を再構築する」ことを公約に掲げていますが、私も、この30年間の国民の所得の変遷と負担感から目をそらさずに、自治体においても経済対策を意識して政策を推進するべきだと考えてきました。以前に発行しました私の市政・市議会報告にも、市の経済対策の必要性について課題を掲載したことがありますので、是非ともご覧ください。
市政・市議会報告53号
市政・市議会報告57号
↑クリックするとPDFファイルが開きます。

 また私は、少子化は国家の危機と言っても過言ではない、人口減少は国力の衰退を招くという危機感を抱いて、これまで市議会でも発言してきました。
 これまで30年以上も少子化に歯止めが欠けられていない根本原因を、設置される予定の「子ども庁」において徹底的に追究して頂いて、これまでの対策を至急見直して、改革をしていくことを期待しています。

 しかし、少子化対策だけでは当面の国力の向上、成長は期待できません。人材育成と技術力の育成のため、世界に通用する日本の技術が生まれる民間の挑戦を引き出す政策が必要です。自民党の公約には、「科学技術力は国力に直結する」との考え方のもとで公約が掲げられていますが、政治、政策は結果、国民が感じている感覚で判断されますので、取組みを加速させて結果を追求してもらわなければならないと思っています。

 以上、一国民としての私の思いを掲載しましたが、国民が選択した国の政策の結果を国民に感じて頂くためには、地方行政が果たす役割が大きくなっていると考えており、地方行政の改革の必要性を強く感じています。
 地方議員としては、選挙で有権者が求めた結果を今後の活動の参考にもさせて頂きたいと思っています。

 有権者の皆様がそれぞれの視点をもって、これからの私たちの生活に対する直接的、間接的な影響を判断して、候補者と政党を選択してもらいたいと心から願っています。

 西宮市は、平成29年の第48回衆議院議員総選挙から、六甲山を挟んで南部が兵庫7区、北部が兵庫2区に小選挙区の区域が分かれました。自民党は、兵庫7区では、やまだ賢司候補を公認し、兵庫2区では、赤羽かずよし候補を推薦しています。
 自民党の前職の候補の方には、この4年間でどのような活動をして実績を上げてきたのか、これから重点的に何を取り組んでいこうと考えているのかを有権者に伝えてもらいたいと思っています。
 
 以下、この話題に関係するフェイスブックの投稿を掲載します。フェイスブックでは、よりタイムリーに簡略に活動報告を掲載するようにしています。是非とも「友達」になって頂いてチェックしてみてください。「ホームページを見た」というメッセージと共にリクエストして頂けましたら幸いです。

====フェイスブック投稿より=====
■10月25日
25日(月)夕方に、やまだ賢司候補の応援演説のために、佐藤正久参議院議員と安倍晋三元首相が阪急ガーデンズ前にお越し下さいました。
あいにくの大雨でしたが、ものすごく多くの方が足を止めて演説を聞いて下さり、信号待ちの車からも注目して頂きました。
 
私は、街宣車の前に並んで、手を振り演説を聞いて頂いた方々に地声で御礼を言うという役目でした。

足元の悪いなか、事務所からの告知に応じて会場にお越し下さった方々にも御礼申し上げます。

■10月24日
西宮市は六甲山を挟んで、兵庫7区と2区に分かれています。

昨晩23日(土)は、兵庫2区になった山口町の下山口会館で行われました公明党公認、自民党推薦の赤羽かずよし候補の個人演説会に出席し、山口町の上谷議員と共に自民党議員として応援演説を致しました。
赤羽かずよし候補は、国土交通大臣をお務めの間も西宮にお越し頂いて現場の意見を聞き、西宮北部地域の交通や防災などの課題にも熱心に取り組んで頂きました。

気温は寒くなりましたが、たくさんの方々にご出席頂いており、真剣に訴えを聞いて頂きました。
国民が身近に感じられる、分かりやすい政治が大切だと感じます。

■10月23日
本日23日(土)、名神高速道路の終点、西宮インターチェンジ周辺を今津での面談の帰りに少し散策し、撮影しました。
阪神高速湾岸線と名神高速道路を高架でつなぐ「名神湾岸連絡線」の整備が、今年度から事業化され、来週から地域の方々に対する説明会が始まります。
https://www.kkr.mlit.go.jp/hyogo/meiwan/index.html

特に今津地域や西宮浜の方々に対して、大きな影響を及ぼす事業です。海浜の自然環境に及ぼす影響を心配する方々の声も届いています。このご時世、SDGsを念頭に置いた対応は欠かせません。
国の事業ですので、特に兵庫7区選出の国会議員には、地域の代表として住民の意見やご要望を最大限反映できるよう取り組んでもらわなければならないと思っています。

■10月19日
今日から衆議院議員総選挙戦が始まりました。
公営掲示板にポスターが貼られるとその合図と言えます。
朝は、そのポスター貼りをして頂く方の手配をした後、自民党のやまだ賢司候補の西宮での出陣式に参加しました。


急遽ご指名を頂きましたので、出陣式にお越し頂いた方々にご支援のお願いをさせて頂きました。
写真3枚のうちの2枚は、参議院議員の秘書の方に撮影して頂いたものです。
西宮市は六甲山を隔てて兵庫7区と2区に分かれていて、2区では赤羽かずよし候補を応援しています。
これから投票日前日まで、議員活動をしながら、しっかりと選挙応援をして参ります。
出陣式の後は、事務所で選挙運動用葉書の宛名を作成し、その後市議会で面談1件、調査2件、晩は当初の予定をキャンセルさせてもらいお通夜に参列しました。

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