政治の活性化ー市政・市議会報告63号を掲載しました

2021年11月12日[カテゴリ:お知らせ, コラム

衆議院選挙は終わり、自公政権が再び信任された一方で、日本維新の会が大きく議席を増やすという結果となりました。

西宮市での投票率は、前回の平成29年の衆議院議員総選挙の時よりも8.54%増えて57.53%となりました。
以前のコラムで、コロナ禍を経験してもなお投票率が上がらないようなことがあれば「危機的な状況」と書きましたが、ひとまず投票率は上がりました。
そして、平成29年の時よりも、西宮市では投票者数が約34400人増加した中で、比例代表では自民党が約9000人の支持を減らすなど軒並み支持を減らした中、日本維新の会は約43400人の支持を増やしました。

一方で、地方政治の選挙は投票率が低迷し続けています。
2年半前の平成31年西宮市議会議員選挙の投票率は35.9%、
3年半前の平成30年西宮市長選挙の投票率は37.5%でした。

私は、大学卒業後に西宮市議会での議論や活動を実際に4年間見てきて、まちの発展のためには「政治の活性化」が必要だと感じ、周囲の方の後押しも頂いて西宮市議会議員に27歳の時に無所属で挑戦しました。
ご支持を頂いて当選して依頼、何の実績も地盤も看板もカバンもない自分が、志だけで何ができるのかを考え行動し続けて18年が経過しました。

その行動の一つが、市政・市議会報告の発行を継続することでした。
6月に発行して配布を続けてきました市政・市議会報告63号を遅くなりましたがアップしましたので、ご覧いただけましたら幸いです。
現在は、64号を配布しております。

西宮市長選挙の投票率は、平成16年(26.5%)以来、増加し続けていますが、
西宮市議会議員選挙の投票率は、震災直後の平成7年(49.8%)以来、減少の一途をたどっています。

この点においては、無力さを痛感しています。

しかし、自分で市政報告チラシを配布していると、まちの様子を見ながら歩けますのでいろいろな発見ができますし、時々ですが、市民とも立ち話で情報をいただくこともあります。
 大学生やご支援頂いている方々にもお手伝い頂いていますが、できるだけ自分で配布するようにしてきました。

63号からですが、配布しながら感じたまちの様子を撮影して、インスタグラムとフェイスブックでお伝えする試みをしています。

以下に、63号を配布しながら撮影した写真と投稿記事を一部ですが掲載致します。

====フェイスブックの投稿より====

■7月24日投稿

知事選挙のため中断していた市政報告チラシの配布活動を昨日から再開しました。
暑過ぎて長時間はできませんが、まちの変化を見ながら少しずつ進めてます。
草木が生い茂った木津山公園には、暑すぎて遊んでいる子供はいません。


緑化率30%の緑地協定が設定されている高塚山の開発は、少しずつ進められています。
高塚山は民間所有だったため、これまで入れませんでしたので、初めての風景でした。

■7月30日投稿
今日は、午前中予定が空いたので、朝と夕方にチラシの配布をしました。スマホの歩数計は24000歩でした。


暑すぎて利用者が少なくて荒れ放題のせいか、歩いていると児童公園にどうしても目がいきます。
防災施設をせっかく広場にしているのですが、都市部の数少ない一定の広さのある公園や広場では、子供のボール遊びくらいは許してあげて欲しいと訴えています。

午後はライオンズクラブの335A地区LCIF委員会の会議に出席しました。時間を間違えて遅刻でしたが。
ちなみに「ライオンズ」とは、Liberty Intelligence Our Nation’s Safetyの頭文字を繋げたものです。
LCIFとは、ライオンズクラブのメンバーの有志が寄付をする国際財団です。国際的な奉仕活動に活用されているそうです。

■8月7日投稿

市政報告チラシの配布の途中に、近くを通ったので、以前に市民からの指摘を受けて今夏に整地予定の公園を見に行きました。
まだ工事はされていません(されていない様子)でした。野球の練習用ボールが残されていましたので撮影してみました。

■8月16日投稿

チラシの配布と兼ねて、甲陽園本庄町市営住宅跡地の公民連携事業の予定地を改めて確認しました。
この土地は、甲陽園小学校の横にある甲陽園市民館の建替え用地として使い、残った用地を民間に売却するという方針で、民間事業者の提案を受ける予定になっています。

例えば、①民間施設と市民館の合築や、②市営住宅と市民館の合築、③老朽化した学校体育館と市民館を現在地に合築するための仮設用地に使用した後に全て民間事業者に売却するといったスキームもありにするなど、できるだけ自由度を高めた民間事業者の提案を受け付けて最も効率的かつ効果的な利活用の方法を慎重に選ばないともったいないと感じました。

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