保育所の待機児童問題

2016年7月11日[カテゴリ:子育て・教育

昨年の12月議会に行った一般質問での議論の詳細を
保育所待機児童に関する部分だけですが、
掲載しましたので、ご覧ください。

議会での発言のページの平成27年12月7日の質問の項目中で、
「・待機児童解消の見込み」から
「・少子化対策と保育所における兄弟枠」
の下線部をクリックしていただいても、ご覧いただけます。
少し長いですが、時間のある時にご覧ください。

今年の2月に「保育所落ちた日本死ね」というメールが取りざたされ、
待機児童対策に焦点が当てられました。
しかし、
昨年(平成27年)の夏くらいから、私も複数の方から、
保育所に入れないという相談をいただくようになりました。

それまでも、時折ご相談があり、
状況を調べて、入所希望先の選択肢を増やしていただくなどすれば、
解消できる方が多かったのですが、
その選択肢を増やすという対策すら、無意味な状態にまで陥っていたため、
平成27年12月議会の一般質問で取り上げました。

残念ながら、
地方議会がマスコミに取り上げられるのは、
スキャンダラスな内容が多いため、
こうした現実的な問題はなかなか注目されません。

ですので、
今回詳細を掲載したのは、
メール問題が報じられる前の議論の内容です。

結果的には、
本年4月現在の待機児童(厚生労働省の定義)は
183名まで膨れ上がってしまいました。
また、
希望しても入所できていない児童数(不承諾児童)は、
636名もいらっしゃいます。

ちなみに、
今年の4月に発行したチラシ
市政・市議会報告45号に掲載した「?」の部分の正解は、
183名ということになります。

改めて。
最近の待機児童の推移は以下の通りになっています。

      H26年  H27年   H28年
待機児童   0人 → 76人 → 183人
不承諾児童 287人 → 436人 → 636人

このような悲惨な状態ですが、
大規模な宅地開発やマンション開発は、
どんどん進められており、
市は一向に対応が追いついていません。

今後も、少しずつ
掲載してまいります。

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