(仮称)JR夙川駅(新駅)の整備ー駅前広場

2005年6月21日[カテゴリ:交通, 質問, 都市計画

平成15年7月1日 一般質問より

■田中の主張
現在、兵庫県の事業である建石線の拡幅工事に伴い、
建石線とJR神戸線の交差する箇所に平成19年度の開業予定で
(仮称)JR夙川駅の設置計画が示され、
地元では環境整備のための協議会が頻繁に開かれています。

そこで取り上げられる課題は、
工事による周辺住民への被害緩和対策はもちろんのこと、
駐輪場の設置箇所、自動車やバスの停車場の確保などがあります。
開業後に、駅利用のための車の通行量や人の往来が増加することに対して
まだまだ考慮がなされていないことなどが問題
となっています。
閑静な住宅街にJRの駅ができ、環境が急変するわけですから、
周辺住民が神経質になることは当然のことと思います。

周辺住民以外の近隣に住民にとっては、
交通の便がよくなるということで、待ち望んでいる方も多いことと思われますが、
環境整備については将来的には市が請け負う割合が大きくなってくることは、
他の駅を見ていても容易に予想されることであり、
市としても今から十分に検討し
県やJRとで協力できる部分については
今のうちに協議していくことが重要だと考えます。

また、現在の計画では駅前広場の整備は予定されておりません。
市が単独で整備するには、現在の財政難の状況では不可能であることは明確であります。
しかし、そもそもこの駅は、請願駅ではなく県の事業に絡んでのJRの営利事業ですので、
駐輪場の整備もそうですが
市が税金を使って何もかも周辺整備をするその必要性すら疑問の声は上がっています。

この立地条件で駅前広場がないということは、
将来的に見て道路交通の安全面を初めとして、
さまざまな弊害が出てくるのではないでしょうか。
ただ単に行政が広場を整備するのではなく、
民間の力を活用して、戦略的に採算のとれる駅前広場の整備方法もあるらしく、
研究する価値があるとも聞いています。
駅前広場の土地を確保できれば、
駐輪場整備に関してももっと有効な整備の仕方も考えられます。

■質問
土地が狭いことはネックでありますが、
駅前広場の整備に関してJRや県にも協力してもらい、
土地の確保を検討できるのは今しかないのではないかと思うのですが、
努力はなされないのでしょうか。

■回答
新駅の駅前広場につきましては、
新駅が各駅停車駅であること、
新駅の近隣に阪急夙川駅、阪神西宮駅、JR芦屋駅、JR西ノ宮駅などの
ターミナル機能を有する駅がありますことから、
新駅は徒歩による利用が大多数となるものと想定しており、
これまでにもお答えしていますが、
バスやタクシーの専用乗り場を設けるような、
いわゆる駅前広場の整備は考えていません。

なお、バスに関しては、
建石線に新たなバス路線が開設される場合には、
兵庫県、バス事業者が新駅付近にバス停を設ける予定となっており、
また、一般車両の寄りつきに対しましては南側側道の拡幅などにより
対応していきたい
と考えています。

■指摘
新駅は徒歩による利用が大多数となるとの想定のもとで
市は駅前広場が必要とは考えていないことが明らかになりました。
また、送迎などの一般車両の寄りつきに対しては南側側道の拡幅などにより対応するとのことでした。

駅前広場のない状況は、将来的にはマイナスが大きいと予想されます。
周辺は閑静な住宅街であることから、
送迎の車やタクシーのたまりなど車の通行は
駅出入口前にロータリーを設置して処理すべきです。
また、2号線に近いことから渋滞等の心配もありますし、
生活道路に多くの車が入り込むなど住環境の悪化が懸念されることから、
市が今のうちに他市の新設駅の状況も研究し対策を講じるべきと指摘しました。

今の財政状況で市が単独で駅前広場を整備するというのは大変厳しいと予想されることから
民間の力を活用した駅前広場の整備方法についても模索し、提言できればと思います。

=====ここまでが、本会議場での発言の概要=====

結局、駅前広場が作られることなく駅は開業し、
改札口の前には、ビルが建っています。
1階にはコンビニが2つ。
確かに徒歩による利用者が大多数とはなりましたが、
改札口前の車道も電車が到着する前後は特に、
歩行者と自転車が車道を乱横断せざるを得ないような状況にもなっています。

その結果、北側の側道では、自動車の通行が大幅に増加し、
近隣住民の方々からご意見を頂きながら対応しています。

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