大学交流事業

2012年2月5日[カテゴリ:市役所改革

お役所仕事と言えば。。。
先週土曜日の午後に、
西宮市と財団法人自治総合センター主催の
西宮市大学交流センター開設10周年記念シンポジウム
を聞きに行きました。
「大学交流事業」
あまり聞きなれない言葉かと思います。
タイトルは、
「大学を核としたまちづくり・人づくり」
「カレッジタウン西宮の可能性」
「アナタのまちの未来のはなし」

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ということでした。
そして、パンフレットには、
「10→∞」
と書かれていました
10の大学・短大からの∞の可能性という意味かと思います。
確かに∞の可能性を秘めていると思います。
私は、政治改革に向けた地道な行動として
夏休みと春休みに
大学生をインターン生として受け入れていることもあって、
市と大学の協働を市税を使って実施する目的に関心があって出席しました。
このシンポジウムは、
昨日のイベントとは真逆で
会場が市民会館アミティホールでお客さんがスカスカ。
大学はテストの真っただ中。。。
大学生がものすごく少ない中で、
市の関係者の顔が多数。。。
非常に忙しいであろう大企業の重役さんが、
貴重な経験談を話してもらう企画までして、
若者に激励の意を込めた熱いメッセージもいただいたのですが。。。
20歳そこそこの大学生には少し理解が難しい点はあったかもしれませんが、
講演の内容がものすごくよかっただけに、
人が少なくて、大変残念でした。
30代の後半にさしかかった私には、
すごく胸に響く内容でした。
私自身もイベントに企画から関わることが多く、
やる側の大変さは体験しています。
しかしです。。。
開催日の設定は大事です。
手話の方や
ノートテーカーの方々もいて、
内容的には準備万端でしたので。。。
一層残念。
お客様目線を忘れた「お役所仕事」というべきなのか、
「カレッジタウン西宮」の事業が
市民や学生から期待されていないと理解すべきか。
どちらともなのか、いずれにしても改善が必要です。
3時間超にも及ぶ充実の内容でしたが、
次の仕事の都合上、
私は途中の休憩時間で中座せざるを得ず、
最後の大人たちと学生とのパネルディスカッションが聞けませんでしたので、
何とも言えませんが、
学生による活動事例発表を聞く限り、
大きな舞台の前で堂々と発表する学生の姿は輝いていてよかったのですが、
内容的には、
「カレッジタウン西宮の可能性」が今一つ理解できませんでした。
経済が停滞する中、
少子高齢化が進み、
限られた財源の中で
事業の選択と集中が重要な時代に、
10年目を迎える大学交流事業は
見直しの必要性、岐路を迎えていると感じました。
大学がたくさんあるということは貴重なことだと思いますので、
今一度、市は事業の目的とこれまでの成果を振り返る時期かと思います。

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