当選と決意

2019年4月26日[カテゴリ:選挙

おかげさまをおもちまして、
このたびの西宮市議会議員選挙におきまして、
3882.070票のご支持を頂き、
5期目の当選をすることができました。

4期目の4年間の議会活動も
5回目となった今回の選挙戦も
とにかく全力で打ち込めたので、
この結果がどのような結果となっても後悔はないと
最後の演説でも述べました。

今回から初めて
選挙期間中に配れるようになった証紙ビラを配っていても、
「自民党ならいらん。」
と言って突き返されることもしばしば。
スタッフとしてお手伝いいただいた方々にも、
つらい思いをさせたことと思います。

それでも、
多くの方に嫌な顔一つせずお手伝いいただき、
そして、多くの方にご支持もいただきました。

後悔どころか、
「迷い」を「確信」に変えてくれる結果でした。

心から感謝致しますとともに
この感謝の念を忘れることなく、
これからもご期待に背くことのないよう、
全力で議会活動に取り組みたいと決意を新たにしています。

また、
私は選挙の際の演説でこう述べました。

「今回の選挙は、
41名の市議会議員を選ぶ選挙ですが、
有権者にとってみれば、
56人の候補者から1名を選ばなければなりません。」

「有権者の皆さんにとっては、
選挙に行こうが行くまいが、
自分の1票で何かが大きく変わるわけではないと感じるかもしれません。
市議会議員選挙は政権選択をする選挙ではないので、
そう感じるのも仕方ありません。
しかし、
皆さんの1票の積み重ねの結果が『市民の意思』であり、
その意思を示す。市民の皆さんの意思をぶつける。それが選挙です。
大きな問題がない限り、
4年に一度しかその機会はありません。
ですので、市内で配られている各候補が配るビラ、
ホームページなどあらゆる情報を見て判断し、
是非とも、皆さんの『意思』を示してください。」

と。

そして、
「私が当選できたら、
その積み重ねの結果も分析し、民意をくみ取って活動したいと思います。」
と訴えました。

今回の選挙結果もまた、
色々なことを教えてくれました。
まずは、
私が示しました重点政策や政治姿勢に対して、
3882人の方がご支持、評価をしてくださったこと、
これは私にとって最も重視して行政と闘わなければならない民意です。
そして、前回の選挙から約250票も得票数を落としたことも事実です。

全体としては、
投票率が35.97%(前回36.27%)とさらに低下したこと、
(市議会がまた更に見放されたということ)
日本維新の会公認候補がトップ3を断トツで独占したこと
4年前と比較して自民党公認・推薦議員の得票が下がったこと
4年前と比較して「維新」公認候補の得票が大きく増えたこと
7人もの現職が落選したこと
などなど
民意を分析し、
今後の活動に生かさなければならないと考えています。

そして、
市議会としてもこの民意をくみ取って活動しない限り、
またさらに見向きもされなくなってしまうと危惧しています。
「市議会が見向きもされないような市は、
衰退することはあっても発展は望めない。」
私はそう考えてきました。

35.97%の有権者しか選挙に行ってくれないという事実。
高齢や病気によって
投票に行けない方もいらっしゃるようにも聞きますが、
やはり、見向きもしてもらえないほど市議会が期待されていない。
と捉えるべきであると私は考えています。
選挙の時だけ「投票に行ってください」と言っても
手遅れです。

いよいよ結果を出さなければならない5期目の挑戦。
頂いた任期の間、
さらに徹底した情報公開によって、
また、市民との対話や議会での議論を通じて
信じて頼られる議会づくりに取り組まなければならないと改めて決意しています。

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