入札制度改革⑤-不断の改革に向けて

2005年10月12日[カテゴリ:市役所改革, 質問

前回コラムの続きです。

====本会議場での議論の概要====

平成17年6月議会一般質問

1.入札と契約について
ア)入札制度改革に対する意欲

(不断の改革に向けた仕組み)
■質問の背景
 最後に、先ほども申しましたが、入札制度に完璧はありません。次から次に問題が発生することは、他市の事例を見ていても容易に想像はできます。そうした失敗事例も研究しながら実際に新しいことは導入していくという姿勢で常に入札制度を進化させていかなければならない、これは宿命とも感じます。そこで、庁内もしくは学識経験者等の外部委員を入れた入札制度検討委員会を導入してはいかがでしょうか。これが4点目の提案です。

■質問
 入札制度検討委員会の設置に対する当局の見解を伺います。

■質問に対する市の回答
 4つ目の入札制度検討委員会の常設についてでございますが、現在、西宮市競争入札参加資格審査及び選定委員会におきまして参加資格の審査や入札制度の検討を行っておりますので、今後も、入札制度の改正等につきましてはこの委員会で検討してまいりたいと考えております。

■意見・要望
 入札制度検討委員会については、競争入札参加資格審査及び選定委員会において、ついでに検討するという答弁なんですね。何度も言いますけれども、入札から契約に至るこの業務というのは、市の業務の中でかなり重要なポジションにあると思います。支払いを決めるわけですから。
 それを、参加資格審査、この選定委員会でついでにやっている場合ですかということを感じました。確かにこうした機会があるごとに話し合うことも必要なことですが、今、この入札制度が大きく変わろうとしている中で、ついでにやっていける議論なのかというのことは疑問を持たざるを得ません。

 これは専門の学識経験者等も必要かもしれません。庁内だけでは厳しい面もあろうかと思います。そうしたことも含めて是非とも検討委員会の方で総合的にこの入札制度を研究し直してください。これはVE提案制度だけではありません。入札方法としてはPFI手法も同じです。そういったことも含めて検討していただきたいと思います。

 今日は工事のことが中心になりましたが、横浜市の資料も見せて頂いたのですが、随意契約や物品や委託についての検討も含めて、検討委員会を立ち上げて、是非とも総合的に検討していただけるよう要望致します。

====ここまでが、本会議場での議論の概要====

 競争入札参加資格審査及び選定委員会は、発注前の個別の入札について、その内容が妥当かどうかを審査する市役所内の委員会です。すでに決まっている内容の確認に過ぎません。この委員会では入札制度改革を調査して議論するのは無理です。
 目まぐるしく変化する入札の制度や環境に対応するためには、常に入札制度改革を実施するための専門の検討期間が必要だと考えています。引き続き、動向を見ていきたいと思います。

 さらに、改革の提案は続きます。

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