出生連絡票と母子健康手帳の電子化を提案ー令和5年3月議会一般質問

2023年3月22日[カテゴリ:子育て・教育, 質問

 前回コラムの続きです。

 出産・子育て応援給付金の支給対象となる面談、相談支援の機会として、新生児訪問を活用するよう提案し前向きの回答を得ましたが、次に課題となるのは、この機会を産後のお母様がまだまだ有効に活用できていないのではないかという点です。

 新生児訪問指導の利用状況については、令和2年12月議会一般質問で問題点を指摘し、改善するよう提案したことがあります。

 そこで、令和5年3月議会一般質問では、出産・子育て応援給付金の制度をさらに有効に活用してもらえる環境整備として、ご自宅からでも簡単に新生児訪問指導の申請が可能になると考えられる「出生連絡票の電子化」を提案しました。

 また、合わせて、母子健康手帳の電子化についても、市の対応を質問しました。

====本会議場での議論の概要====

令和5年3月議会一般質問

1.産後のサポートについて
イ)新生児訪問指導
■質問の背景(田中まさたけ)

 令和2年12月議会の一般質問でも指摘致しましたが、この新生児訪問指導の利用件数が低水準となっていることも課題と考えます。

■質問(田中まさたけ)
 そこで、新生児訪問指導の申請に必要な出生連絡票を、現在のはがきだけではなく電子化すれば、御家庭の負担軽減にもつながり、より多くの方に対して相談支援を実施することも可能になると考えられます。合わせて、この出生連絡票のみならず、母子健康手帳の電子化についても進めるべきと考えますが、市の見解をお尋ね致します。

■市の回答
 現在は、母子健康手帳の1ページ目に連絡票を挟み、母子健康手帳を手にするたびに目にすることで訪問依頼に結びつく効果があると考えております。
 今後の連絡票の提供につきましては、現在の母子健康手帳での配付を継続しつつ、にしのみやスマート申請で電子申請ができるよう検討してまいります。
 
 母子健康手帳の電子化についてですが、現在、厚生労働省の母子健康手帳、母子保健情報等に関する検討会におきまして、令和7年度を目標に、マイナンバーカードを活用した母子健康手帳のデジタル化につきまして検討が進められているところでございます。
 現在、既にマイナポータルで乳幼児健診結果が確認でき、さらに、妊婦健診結果や出生時の状態などが電子化される方向で検討されているところであるため、母子健康手帳の電子化につきましては、国の動向に合わせて対応してまいります。

■意見・要望(田中まさたけ)

 こちらのほうも前向きにお答えいただきまして、ありがとうございます。
 母子健康手帳の電子化と併せて、しっかりと対応していただきたいと思います。
 あと並行して、(今回の一般質問に対する)御答弁もありましたけれども、3か月未満児へのアウトリーチの完全実施を目指して、相談支援の質の確保が大前提ですが、早期に実現できるように(民間と連携して)担い手の確保に努めていただけるよう要望致します。

===ここまでが本会議場での議論の概要====

 こちらの提案も非常に前向きな回答をいただきましたので、今後の進捗について、注視してまいります。

フェイスブックでの投稿より

■3月10日投稿

第1回大会。

WBCが始まり、日本が1勝をあげました。
ライオンズクラブの例会の帰りに気がついたのですが、昨晩は車がかなり少なかったように感じました。
先週のことですが、3月4日(土)に、西宮市硬式少年野球連盟会長杯争奪第1回西宮市中学生硬式少年野球大会が開催され、開会式に出席し、ご挨拶をさせていただき、選手宣誓も受けました。
記念すべき第1回目の開催で、参加チームは8チーム、2日間で行われます。
西宮市の冠がついていますが、初日は産業記述短期大学さんのグラウンドと兵庫西宮ボーイズさんのグラウンドをお借りして開催できました。

2日目は西宮市立鳴尾浜臨海公園野球場で予定されています。
西宮市は、甲子園球場があるまちですが、アマチュアの硬式野球ができるグラウンドはどうしても限定されます。
小さな大会でも、トーナメント方式で優勝を目指して真剣に試合をすることで、選手にとっては練習では身につけがたい競技力を磨く機会になると考えています。
普段は見られない対戦相手のプレーを見て学ぶこともあります。
子供の健全育成に欠かせない機会です。
4月から中学最終学年になる選手がメインとなるチームが出場する大会ですので、今後に控える大きな大会で勝ち抜けるチームづくりにつながる大会となることを願っています。
そして、第2回、第3回と新しい歴史が築かれていくことを祈っています。

開会式の後、顧問を務めるチームの試合も行われましたので観戦させてもらいましたが、残念ながら1回戦で敗退しました。
トーナメント大会では、1回の大会で負けるのは多くても1回だけ。
私は子どものころに剣道をしてきましたが、勝利の記憶よりも敗退の記憶の方が強く残っています。
それは、泣くほど悔しかったこともありますが、敗退は勝利よりも学ぶことが多く、次に勝ち抜くためには何を練習すればいいのかを考えるからだと感じています。
今後、選手たちが大きく成長することを願っています。
こうした大会を開催するためには、参加チームの理解とご尽力、そして協賛企業団体の支援も不可欠です。
選手にこのような機会を作ってくださった方々、目立たたないところで支えてくださっている方々、大会運営にご尽力いただいている保護者の皆様に心から敬意を表します。

■3月21日投稿

WBC。

3大会ぶりに決勝戦に進出。
私はスポーツが大好きで、野球は観戦するのもプレーするのも大好きです。
来月の選挙の準備に追われつつも、気にせずにはいられません。
西宮市の甲子園球場では、センバツ高校野球も開催されていますが、今回は見に行けそうにはありません。甲子園球場の写真は、今年の西宮市の成人式に出席した際に撮影したものです。

今月4日(土)、西宮に所在されている関メディベースボール学院さんの中学3年生の引退試合セレモニーにご招待いただき、祝辞を述べ、試合を見学させていただきました。会場は大阪舞洲の大阪シティ信用金庫スタジアムでナイターでした。
11日(土)には、私が会長を務めます西宮市硬式少年野球連盟の役員会議に出席し、新年度が始まるにあたっての球場使用のルールについて確認しました。
12日(日)には、西宮市鳴尾浜臨海野球場で行われました第1回会長杯西宮市中学生硬式野球大会の閉会式に出席し、ご挨拶、表彰させていただきました。
市内ではスポーツの練習場所の確保が課題となっています。
西宮、兵庫から世界で活躍する選手が生まれることを願い、硬式野球の練習や試合をする場所の確保にもさらに挑戦したいと思っています。

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