続 新型インフルエンザ

2009年5月17日[カテゴリ:危機管理, 安心・安全

過剰反応はいけないと
言われていたこともあり、
今でも戸惑っていますが、
連続で書いてしまう事態になってきました。
昨日の未明に、
テレビのニュース速報で知ってから、
感染の拡大が、予想よりも早かったことに驚きつつも、
すでに、1人目が発見された時には、
かなり感染が拡大していたのでしょう。
現時点で、
大阪と兵庫で46名の感染者が確認されたと。
ほとんどが高校生で
大事には至っていない様子ですが、
昨日も書きましたとおり、
抵抗力の弱い小さな子供を持つ親や高齢者にとっては、
不安を感じずにはいられません。
海外では赤ちゃんの死者が出ているわけですし、
予防接種もありません。
その辺の情報提供も心底求めています。
そして、
神戸で感染が拡大していることから
当然ともいえますが、
いよいよ西宮市内の20歳の大学生の感染が確認された
という情報が届きました。
新型インフルエンザに関する情報については、
市のホームページにも掲載されているので、
対応については、
そちらもご覧ください。
過剰対応はよくないとのことでしたが、
以下の通り対応が決定されました。
報告された内容を掲載します。
■明日18日から24日までの7日間の対応
①市立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、
保育所、留守家庭児童育成センター、
通所の高齢者や障害者施設などを休校・休所する。
修学旅行などの学校行事も中止または延期。
②市内の県立学校、私立保育所、私立学校、大学に対しても
休校・休所の要請をする。
③市内の民間のデイサービス、デイケアなどの
通所の高齢者・障害者施設に対しても休所・休業を要請し、
施設管理者に対して、利用者の健康状態を調査するよう要請する。
④市民館・公民館・体育館などの市の公共施設は、
入り口で衛生管理の注意を呼びかけた上で開館する。
民間施設に対しても注意喚起する。
⑤市のイベント・行事等については、
規模や内容に応じて個別に判断する。
民間のイベントには注意喚起する。
以上です。
市民の皆さんには、
普通のインフルエンザと同様の対応をお願いしています。
新型インフルエンザの感染が疑われる症状がある場合は、
医療機関に行く前に、必ず発熱相談センター窓口に電話してください。
指定の医療機関があると聞いています。
0798-35-0236(休日含めて24時間対応)
問い合わせがものすごく増えているので、
19日(火)から一般電話相談窓口も設置する予定です。
そして、
このようなときにこそ、
西宮市立中央病院は、
公立病院としての真価が問われます。
くれぐれも、
尼崎の列車事故の時のような
お粗末なことにならないことを願っています。
国においても、
感染経路の特定などの対応や
情報提供に遅れが見え始めているように感じます。
そして、
民間事業者への協力を呼びかけている状況ですし、
保育所などの閉所により働きに出られない保護者も出るなど、
経済に及ぼす影響も少なからずあるように思います。
エコポイントどころでなくなれば、
環境対策は別で進めてもらわなければなりません。
保護者や事業者にとっては、
その辺のセーフティネットのことなども
気にしているところだと思いますので、
そうした対応についても
国のほうでは、検討をはじめていただきたいところです。

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