中央体育館・陸上競技場の再整備について

2019年2月1日[カテゴリ:スポーツ推進

先日1月21日の民生常任委員会において、
西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備基本計画について
所管事務報告がありました。

資料はこちら↓(容量の都合上、2つに分けています。)
西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備基本計画 その1
西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備基本計画 その2

以前からの変更点をまとめた資料はこちら↓
西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備基本計画(案) 説明資料

ようやく、
これまで慎重に検討を重ねてきた
西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備基本計画が固まったことになります。

元々、西宮市中央運動公園(体育館と陸上競技場と公園等)には、
市民の誰もが快適で安全にスポーツに親しめ、
トップアスリートの試合が観戦でき、
また緑の中で子供が遊び、多様な世代が憩い賑わう地域交流の場になる環境を整備する。
さらに、地域防災拠点・避難所の機能を総合的に備える施設整備を行う。

という多様な機能を果たせる施設として期待されています。

私が民生常任委員長に就任する前にも、
施策研究テーマとして集中的に調査が進められ、
一定の提言もなされていました。

その結果、主に、
陸上競技場を第3種公認にするか第4種公認にするか(第4種となりました)
陸上競技場のフィールドを人工芝にするか天然芝にするか(人工芝になりました)
市民プールは設置するか否か(事業費の範囲内での民間事業者の提案に委ねられます)
駐車場台数はどの程度の規模が適当か(200台から400台程度に拡充されました)

が固まりました。

そして、次は、
・一層の事業費の抑制
・体育館の規模・機能の再検討
・スケジュールの短縮
・交通の利便性
などを主な課題として、
さらに、慎重に検討を進めるため、
今年度も管外視察にも盛り込んで事例を調査しました。

私の視察報告書(富山市総合体育館について)の中で、
民間企業のノウハウを活用するPFIにより当該事業を実施することから、
建設費と管理費用を抑えるのに加えて、
市民が利用しやすい体育館が建設されるよう
メインアリーナとサブアリーナの面積配分や形状等についても
民間事業者の提案を最大限受け入れられるような計画とするよう求めました。

そして、視察を通じて体育館整備に関する提言書をまとめ、
市に提出しました。
富山市総合体育館の視察を通じて
民生常任委員会でまとめた提言書のうち
委員会提言と私の提言部分はこちら↓
民生常任委員会 提言書 体育館抜粋

その結果、
●事業費は、
計画上の話ですが約14億円が低減されました。
体育館整備:89億円⇒76億円(-13億円)
陸上競技場:17億円→18億円(1億円増)
駐車場等その他:約31億円→約29億円(-2億円)

●整備スケジュールは、
1年3か月も短縮されそうです。
実現すれば、
2024年1月から新体育館が使えるよう整備を進めることになります。

●体育館の規模は、
メインアリーナの客席数は3500以上とそのままですが、
事業者の提案幅を持たせる内容
となりました。
これも、提言を尊重して頂きました。

●場所についても、
アサヒビール跡地で建設が検討されている
市立中央病院と県立西宮病院の統合新病院と併せて
この地に官民連携の手法によって興行用アリーナの整備を想定して
代表質問でも政策提案していましたが、
病院と体育館の併設は、振動や音の問題から不可能のようです。

以上、これまでの民生常任委員会の提言を
最大限尊重した内容であると思っています。

今年度の1年だけでも、
パブリックコメントの実施時期を2か月程度延期し、
基本計画を固める時期も延期されていました。

中央体育館・陸上競技場等については、基本計画が固まり、
これからは、より良い事業提案を採用するために、
PFI事業者の選定が非常に重要となります。

市民の皆様からは、
建替え事業の間、体育館や陸上競技場はどのくらいの間使えなくなるのか、
野球場(多目的グラウンド)はどうなるのかという問い合わせを頂きます。
つまり、利用者目線の情報提供ができていないということです。
1月21日の民生常任委員会では、
市に対して、
利用者目線でのスケジュールや内容の周知をホームページで提供すべきと指摘しました。

あと、
なぜ体育館は76億円でも再整備を許して
病院は61.5億円でも再整備に納得がいかないのか。
それは、民間で提供できるサービスか否かという判断基準が大きいです。

興行用のアリーナは民間でもできますが、
市民体育館は、「民間事業者が独立採算でやっている施設はない」と思います。

この観点は、私の大きな判断基準です。

引き続き、
青少年の健全育成、健康寿命の延伸、健康増進のため、
市民のスポーツ環境の向上を目指して、
議論を進めたいと考えています。

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