病院問題特別委員会ー公立病院改革と議会改革

2012年7月27日[カテゴリ:市立中央病院, 議会改革

なでしこジャパンは強いです。男子サッカーも、なんとスペインに勝ちました。アトランタの時にブラジルに勝った時のように驚きました。サッカーについては詳しいことは分からないので、詳しい方はいろんな分析を楽しんでいるのかと思いますが、素人としては、更にこの勢いで頑張ってほしいと思うばかりです。

唐突ですが、 昨日、37才になりました。facabookを始めて、たくさんの方からお祝いのメッセージをいただきました。 晩のライオンズクラブの例会でもお祝いをいただきました。そして、家族からも。

皆様、本当にありがとうございました。

年齢は、ありがたいことに1年ずつ順調に重ねてきましたが、中身をそのスピードに合わせて成長させていけるかは、努力が必要だと思っています。中身を伴った年齢が重ねられるよう頑張りたいと思います。

さて、一昨日、病院問題特別委員会を開催しました。6月定例会での特別委員会(7月4日)では、廃止してもいいのでは?というある会派からの提案があり、存廃と今後の議論の進め方に関する議員間の議論を経て、廃止するどころか、もっと積極的に議論をすべきという意見が大半を占め、これから概ね1年間の委員会で議論すべき内容やスケジュールについて正副委員長案を示すこととなりました。これまでになかった試みです。

特別委員会の活性化は、私の議会改革に関する政策目標の一つでした。これまでは中央病院(市)からの話題提供に応じるのが精いっぱいの状態でした。これからは、議会が主体となって調査・議論をする環境を整える必要があります。これまでの委員会運営ではできなかったことに挑戦していかなければなりません。

まずは、議論の具体的な内容の設定と資料の作成を正副委員長が適切に行わなければ、それは叶いません。資料の作成については、議会事務局の協力や市への資料請求が必要となります。具体的な議論の設定については、完全に自分たちで考えることになります。

そして何より、市立中央病院の大改革は、私がこの市議会議員を志した際の当初からの大きな政策目標でした。

初めての選挙に臨んだ際に作ったチラシには、「中央病院の大手術が必要です」と書いて訴えました。初めての一般質問でも取り上げました。
↑クリックすると内容をご覧頂けます。

市民にとって必要な医療環境を整えることに寄与する市民病院でなければ、新築や移転をしても、広く市民から必要とされる病院となることはできず、赤字垂れ流しの状態を改善することは期待できません。 今年の3月に新病院基本構想が固まり、その構想に基づいて 現在市は、基本計画を策定しているわけですが、その案が出てくるまでに議会では、「市民にとって必要な医療環境」やその環境の整備対して「市立病院が果たせる役割」について しっかりと議員間で意見を交わしておく必要があると思っています。

100億円近い巨額の投資と毎年約10億円もの税投入を前提とした病院に関することです。他にもいろいろと取り組むべき政策課題もあるのですが、私が所属する会派で一丸となって取り組んでいます。私はこの病院問題についてほとんどの力を注ぐことになりそうです。ご注目ください。

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