2013年6月30日[カテゴリ:商工政策]
今日は、昼食に吉野家の牛丼を事務所に持ちかえろうと、
久しぶりに日曜日の昼間にフレンテ西宮に行きました。
そして、
フレンテの2階に入っている「ママフル」というお店で、
ポスティングに使えそうなリュックサックに「580円」という札がついているのが目に入り、
購入しました。
ついでに少しお店を回ったのですが、
小学生前後の子どもの服や持ち物など、
今は時期的に水泳関連のものが中心に置かれており、
いずれも、安かった印象でした。
また、1階の表玄関前では朝市が実施されていて、
大変、活気がありました。
阪神西宮のエビスタほどの人通りはなく、
ニトリさんにあまりお客さんがいなかったのが気になりましたが、
ビル全体で一時期の閑散とした暗い雰囲気はありません。
うれしいことです。
もう4年前になりますが、
フレンテを運営している西宮市の第三セクター「西宮都市管理株式会社」に
貸付している約10億円をめぐって
特別委員会を設置して集中的に議論をしました。
そして、2年前、
これから33年かかってしまうのものの、
この多額の税金による貸付金を滞りなく返済することを条件に、
この第三セクターを存続することを議会は決断しました。
あまりに先の将来に及ぶ決断でしたので、
平成23年12月には、
市が一定の割合以上の出資している第三セクターと市とのなれ合いを解消するために、
一定の支援に対して議決を要する内容を盛り込んだ「第三セクター等への関与に関する条例」を
議員提案で提出し、制定しました。(市政・市議会報告31号参照)
また条例では、
1年に1度の経営状況の報告義務やピンチに陥ったときの報告義務も課し、
本会議において第三セクターの経営状況が定期的に報告されることになり、
議会も特別委員会を設置しなくても、定期的に監視できるようになりました。
昨年9月には初めて、この条例に基づいて経営状況が報告されました。
経営状況は回復してきており、
経営に大きな影響を及ぼす「空きテナント」も確か2箇所に減少していて、
店舗の入れ替わりはあるものの、
以前のように、空き店舗のままずっと放置されるようなことはなくなりました。
常に経営状況を外部から見られているという環境は重要であると思います。
一方で、
今年度中に支払わなければならないコープこうべさんへの4億円弱の返済金や
核テナントとして入っていただいているニトリさんの動向に大きく左右される状態など
爆弾を抱えています。
これは、民間企業を相手に、
市場の状況によって左右される商業ビルを運営しているわけですから、
市役所のような安定は望めないのは当然のことで、
存廃も含めて検討していた特別委員会の委員長をやっていた時代に存続を決断した以上、
今後も注目、応援していきたいと思っています。
2年前の決断だけでやりっぱなしにするのではなく、
この条例を提案して
その後の監視を保てる状況にしておいて、
本当によかったと思っています。
手前味噌すぎて申し訳ないですが。
そんなことを感じながら、
フレンテ西宮の中を1階から3階まで少しの間、回っておりました。
特別委員会と言えば…
続きは、後日に書きます。